1400年以上の歴史を持つ「ミルキーブルーの天空温泉」!? 極上の温泉&グルメ体験ができる「那須湯本温泉 松川屋」とは
●江戸時代創業の老舗温泉宿。温泉街の高台に君臨する洋風レトロな建物は存在感があります
温泉そのものにも、さまざまな特徴があり「湯色」もそのひとつです。透き通った無色透明のお湯から、薄濁りであったり、大量の湯の花が舞っていたり、黄、茶、赤、黒、緑色など、その泉質によって個性が変化します。 【画像】「えっ…」これが乳白色の源泉かけ流し温泉の魅力です(12枚) その中で、皆さんがもっとも温泉らしさを感じるのは、「乳白色」のにごり湯ではないでしょうか。 ミルキーホワイトのお湯に、ゆったりと身体を沈める。想像するだけでも、温泉気分に浸れますよね。 今回は、そんな乳白色の温泉を堪能できる、栃木県の「那須湯本温泉 松川屋 那須高原ホテル」をご紹介します。 こちらは、温泉だけではなく、高台から山々の景色を一望できる絶景も魅力の温泉施設です。
栃木県那須町の那須高原エリアに湧く那須湯本温泉。開湯は630年ごろと、1400年近い長い歴史を持ち、現在でも十数軒の旅館やホテルが建ち並ぶ温泉地です。 「松川屋 那須高原ホテル」は、そんな温泉街のメインストリートから1本それた道の先にある高台に建っています。 リゾートホテルを想わせる8階建ての建物は、那須湯本温泉で最大規模を誇ります。 重厚かつ温かみのある外観に、懐かしさを感じる洋風レトロな館内は、江戸時代創業の歴史を感じる趣きがあります。
●ミルキーブルーの鮮やかな湯色! 那須野ヶ原を一望できる圧倒的な開放感
お風呂は、内湯と露天風呂からなる男女別大浴場と、2カ所の貸切風呂があります。 大浴場の内湯は、タイルの床と石づくりの浴槽が配され、シンプルですが、風情ある広々とした空間。大きな窓からは那須の山々の緑が眺められます。 そんな浴室にある湯船も、20人は一気に入れそうなダイナミックなつくり。そこには、乳白色の温泉が加水も加温も循環もせず「源泉かけ流し」で提供されています。 内湯の先の扉を開け、露天風呂に出てみると、高台から那須野ヶ原を一望できるロケーション。ウッドデッキ調の四角い湯船には、内湯と同じく「源泉かけ流し」で湯が注がれています。 その湯色は神秘的なミルキーブルーのにごり湯。ここに身を浸しながら空を見上げると、まるで天空にいるかのような開放感で、リフレッシュの極地でした。