丸佳浩が絶好調!初の“巨人のFA移籍した日本人首位打者”になれるか?
巨人・丸 佳浩(千葉経大付出身)が絶好調だ。今シーズンは序盤こそ苦しんだものの、5月か、6月と2ヶ月連続で月間打率3割をクリア。7月の成績は13日終了時点で打率.333(33-11)、3本、OPS1.056ととどまることを知らない。トータルでは打率.311(286-89)となり、セ・リーグの打率ランキングトップに躍り出た。 【一覧】巨人の首位打者獲得者 これまでに丸は最多安打、最多盗塁、最高出塁率のタイトルを獲得したことはあるが、首位打者の獲得はない。自身初の獲得となるか、ここから先の夏場にも注目したいところ。 さて巨人の歴代の首位打者(二リーグ制以降)を振り返ってみると、意外にも日本人では生え抜きの選手しか獲得したことがない。 近年では坂本 勇人(光星学院出身)に阿部 慎之助(安田学園出身)、長野 久義(筑陽学園出身)。それ以前でも松井 秀喜(星稜出身)、篠塚 利夫(銚子商出身)、王 貞治(早稲田実業出身)、長嶋茂雄(佐倉第一出身)、川上 哲治(熊本工出身)とレジェンド級の選手がずらりと並ぶ。 ちなみに外国人選手ではラミレス(日本人枠適用)、クロマティ、与那嶺 要が首位打者を獲得している。 巨人は落合 博満(秋田工出身)や小笠原 道大(暁星国際出身)、張本 勲(浪華商出身)ら首位打者経験者を獲得したが、彼らは巨人時代に首位打者を獲得することはできなかった。 丸はこのまま好調をキープし、巨人で生え抜きではない日本人選手では初となる首位打者を獲得することができるだろうか。