J1全20クラブ補強評価ランキング4位。新加入はほぼ主力級!? パワーアップ成功で勝負のシーズン
明治安田Jリーグは2月23日に開幕を迎える。これまでより2チーム多い20チームで争われる今季は、例年よりも熾烈な戦いが繰り広げられるだろう。そんなシーズンを前に、J1全20クラブの補強を精査し、昨季との比較からパワーアップしたクラブをランキング形式で紹介する。※情報は1月29日時点
4位:セレッソ大阪 新戦力は期限付き移籍から復帰した山田寛人を含めた7人だが、そのほとんどが主力級の活躍が期待される。昨季は終盤に失速して9位という成績に終わったが、新戦力がチームにフィットすれば2022シーズンの5位を上回る成績を残すこともできるだろう。 マテイ・ヨニッチ、鈴木徳真、山中亮輔がチームを去った。センターバックには鳥海晃司と進藤亮佑がおり、昨季後半戦は舩木翔が左サイドバックのファーストチョイスだったため、そこまで大きな穴にはならないだろう。左サイドバックには登里享平という頼もしいベテランが加わり、右サイドバックの奥田勇斗は1年目からポジション奪取を狙える存在で、大学の先輩でもある毎熊晟矢に挑戦状をたたきつける。 北海道コンサドーレ札幌時代に右センターバックでプレーしていた田中駿汰は、中盤での起用が予想される。田中が中盤の底に入れば、香川真司もより高い位置で力を発揮できるようになり、新戦力のルーカス・フェルナンデスを含めた打開力のあるウイング陣の魅力も活かされるだろう。浦和レッズではなかなか出番を与えられなかった平野祐一も、環境を変えれば力を発揮できるかもしれない。 やや手薄だったポジションを中心に、選手層の厚みと競争のレベルアップをもたらす補強が施された。小菊昭雄監督の下で迎える4年目のシーズンは、明確な結果を残すための準備が整ったのではないだろうか。
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