親の年金額が「月20万円」と発覚! 現役世代の私の「給与」と同じなのですが、さすがに「手取り」は私のほうが多いですよね…?
現役世代が手取り額を増やすための工夫
年金生活に突入すると、働こうと思っても希望する仕事に就けない可能性があります。 しかし、現役世代は手取り額を増やすための手段が多い点が強みです。以下で、現役世代が手取り額を増やすための工夫を解説します。 ■スキルアップによる昇給・転職による収入アップを目指す まず、スキルアップによる昇給を目指す方法があります。具体的には、本業で優れた成果を出したり、資格を取得して資格手当を得る方法です。 成果主義を採用している企業であれば、成果に伴って昇給を見込めるでしょう。また、就業規則に資格手当に関する定めがある場合、どのような資格を取得すれば収入を増やせるか確認することをおすすめします。 また、昨今は転職市場が活発なので、転職による収入アップを目指す方法もあります。仕事内容はほとんど同じでも、勤務先の財務状況次第で給与水準に差が生まれます。 転職情報にも目を通して、現在と同じような業務内容でよりよい待遇の求人があるかチェックしてみてください。 ■副業を始めて副収入を得る 昨今は副業を解禁する企業が増えているため、副業を始めて副収入を得る方法があります。 例えば、クラウドソーシングサービスを活用すれば、個人事業主として案件を受注できます。得意分野を活かせる仕事を通じて、月に数万円程度の副収入を得るのは十分に可能です。 ただし、副業を始める際は本業に支障が出ないように注意する必要があります。本業に支障が出て昇給や昇任に悪影響が出るのは本末転倒なので、気を付けましょう。
まとめ
年金(雑所得)と給料(給与所得)は計算方法が異なるため、支給される金額は同じでも手取り額には差が出ます。 現役世代で総支給額を増やしたいと考えている方は、スキルアップや副業などを通じて手取りの収入を増やす工夫をしてみてください。 出典 厚生労働省 令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況 国税庁 No.1400 給与所得 国税庁 No.1600 公的年金等の課税関係 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部