徳島市立が後半3連弾で尚志の待つ2回戦へ! 近江は終了間際に一矢報いるも反撃及ばず
[7.27 総体1回戦 近江 1-3 徳島市立 住鉱エナジーマテリアルNARAHAピッチ] 【写真】伊東純也ら日本代表トリオがパリ観光! サングラス&私服姿に「三つ子みたい」「まじで顔小さい」 令和6年度全国高校総体(インターハイ)「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体 2024」サッカー競技(福島)は27日、1回戦を開催した。住鉱エナジーマテリアルNARAHAピッチでは、近江高(滋賀)と徳島市立高(徳島)が激突。徳島市立が3-1で勝利し、2回戦進出を決めた。 2大会連続4回目の出場を果たした近江と10大会連続22回目の出場となった徳島市立の一戦。試合は立ち上がりから徳島市立が攻勢に転じた。 徳島市立は左サイドを起点に敵陣へ攻め込むと、MF芳田翠(1年=ディアブロッサ高田FC U-15)のドリブル突破からゴール前のFW岡快吏(3年=貞光中)、FW鈴木悠哉(3年=サルパFC)を目指す。左サイドバックに入ったDF岸孝亮(3年=S.C.INTERNACIONAL JAPAN)も積極的な駆け上がりから何度もチャンスを演出した。 攻め込まれる時間帯が続いた近江だが、ドリブルとパスで徐々に自分たちのペースを掴む。すると前半17分、右サイドから攻撃を仕掛けると、FW山本諒(3年=レオSC)がペナルティエリア内に持ち込んで左足を振る。パンチの効いたシュートはGK増谷羽竜(1年=レオSC)の手を弾いてクロスバーに直撃した。 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半の立ち上がりは一進一退の攻防となった。すると徳島市立は後半6分、右サイドのMF岸大介(3年=FCフレスカ神戸)から鋭いクロスが入ると、飛び込んだ岡が決めて先制に成功した。 さらに徳島市立は後半25分、右サイドでコーナーキックを得ると、MF上田寛大(3年=PREVISTA FC)が蹴り込んだボールを味方が折り返す。FW平尾海斗(2年=Liberal Esporte Clube de Junior)が混戦の中から押し込んで追加点を挙げた。 徳島市立は後半28分にMF原水智弘(3年=高槻FC Jrユース)がチーム3点目を決めると、1年生守護神の増谷を中心に守備陣が近江の反撃を抑える。近江は後半アディショナルタイム9分に山本が1点を返すも、勝利は届かなかった。 徳島市立は3-1で快勝。あす28日開催の2回戦で尚志高(福島2)と対戦する。