テニス＝ナダルが引退表明、「難しい決断だが適切な時期」
［１０日 ロイター］ - 男子テニスの元世界ランキング１位ラファエル・ナダル（スペイン）が１０日、引退を表明した。デビスカップの決勝トーナメントをもってプロテニス選手としてのキャリアに終える。 グランドスラム優勝回数が２２回と歴代２位の記録を持つナダルは３８歳。「特にこの２年間は厳しかった」と述べ「明らかに難しい決断だが、キャリアを終えるには適切な時期だと思う」と語った。 その上で「プロ選手としての最後の大会がデビスカップだと思うとわくわくする。私にとって最初の喜びの一つは２００４年のデビスカップに出場したことだ」と述べた。 けがに悩まされる選手生活だった。２３年の全仏オープンは欠場。今年は１回戦で、第４シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）にまさかのストレート負けを喫した。
