ボーンマスのジャスティン・クライファートが、プレミアリーグとなってから初のPKによるハットトリックを記録
イングランドのトップリーグでは67年ぶり
ボーンマスに所属するジャスティン・クライファートがイングランドのトップリーグでは67年ぶり、プレミアリーグとなってからは初めてPKによるハットトリックを達成した。 [動画]GKを手玉に取るようなPKを決めたジャスティン・クライファート クライファートが3つのPKによる得点を記録したのは、日本時間12月1日に行われた第13節のウルブズ戦でのこと。ボーンマスは試合開始早々の3分に、FWエバニウソンがロングボールから抜け出すと、ボックス内で倒され1つ目のPKを獲得。キッカーのクライファートは、体と足が反対を向くようなトリッキーな足の振りでGKジョゼ・サの逆をつき、1点目を挙げる。 その後、両チームが1点ずつを加え、2-1となった18分には、目ざとくジョゼ・サの隙をついてボールを奪ったエバニウソンが足を蹴られ、PKを獲得。クライファートが2度目のキッカーも務め、相手GKの反応も及ばないほど右足を強く振り抜いて左隅へボールを蹴り込んだ。 前半を3-1で折り返したボーンマスは、69分にウルブズに追加点を許し、1点差に詰められるものの、その5分後にはまともやエバニウソンがFWとしての嗅覚を発揮し、相手のDFのバックパスを読むと、GKの目の前でインターセプト。ボールをなんとか確保しようとしたジョゼ・サは、勢い余ってエバニウソンを倒してしまい、この試合3つ目のPKとなった。 今シーズンのボーンマスでは、獲得したPKは今のところ全てクライファートがキッカーと務めている。そのためこのPKも彼がキッカーとしてGKに対峙すると、1つ目の PKと同様に冷静に逆をついて PKによるハットトリックを達成した。 いずれも冷静にゴールを奪ったクライファートと、チャンスを生み出したエバニウソンの活躍もあり、この試合を4-2で勝利。ボーンマスは11位に順位を上げた。
構成/ザ・ワールド編集部
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