久保建英のリバプール移籍話は「日本発」も、ユーロ優勝メンバー5人のソシエダに激変の可能性
ラ・レアルはもうひとり、トルコのサイドアタッカーに食指を動かしている。ユーロ2024トルコ代表ケレム・アクトゥルコールで、大きくはないが俊敏で力強く、左サイドからゴールへ迫る。アンデル・バレネチェアに代わるドリブラーがいないだけに、戦力アップにつながるはずだ。 一方、ル・ノルマンはアトレティコ・マドリードに移籍濃厚で、メリーノやスビメンディも獲得の打診を受けており、戦力低下も考えられる。 「リバプール移籍か?」 久保に関しては、そんな噂が出ている。日本発信のニュースで、スペインのメディアはそれを追いかけるような報道。久保サイドからのリークの可能性もあるが、そうだとすれば信ぴょう性もあるか。 ラ・レアルは久保を戦力の中心と考えているが、100億円の違約金を積まれたら売却せざるを得ない。その場合、リバプールも最低1000万ユーロ(約17億円)以上の年俸を用意することになるだろう。モハメド・サラーの後継者と考えているなら「ない」とは言えない話だが......。 ラ・レアルは現時点で5人のユーロ2024優勝メンバーを抱え、セルヒオ・ゴメスを加えた3人のパリ五輪メンバーも擁する。他にもメンデス、バレネチェア、アマリ・トラオレ、イゴール・スベルディア、ホン・アランブルなどの実力者がずらり。これでストライカーがはまれば......ラ・レアルは陣容が整いつつある。 7月25日、久保はガンバ大阪と戦うジャパンツアーのメンバーに名を連ねている。
小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki