新たな特産品に 「日野菜かぶ焼酎」開発
びわ湖放送
新たな特産品となるでしょうか日野町特産の伝統野菜「日野菜」を使った焼酎が開発されました。 6日、日野町役場で、日野町の堀江和博町長ら関係者に披露されたのは日野菜かぶ焼酎「小春のしるし」。日野菜と日野町産の米「ミズカガミ」を使い、JAグリーン近江と日野町、地域活性化に取り組む地元の協議会が協力して開発しました。 JAグリーン近江によりますと、日野菜は主に「日野菜漬け」にされますが、漬物にするための規格を満たさず廃棄されたり、自宅用にされたりするものを有効活用する狙いもあります。 焼酎は、もろみの中に日野菜の根と葉をまるごと裁断して仕込み、原料の風味、香りを生かす単式蒸留で製造されています。日野菜の漬物は「さくら漬け」の名で親しまれていますが、その基となった和歌にちなんで「小春のしるし」と名付けられました。 「小春のしるし」は限定788本製造され、日野町内のJA日野営農振興センターと近江八幡市内の直売所「きてか~な」販売予定で、再醸造は今後、検討するとしています。
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