「山清路巨峰」の出荷始まる 長野県生坂村の草尾ぶどう集荷所開所
長野県東筑摩郡生坂村北陸郷のJA松本ハイランド草尾ぶどう集荷所で2日、村産ブドウの出荷が始まった。初日はJA松本ハイランドぶどう部会川手支部(門馬慎一支部長)の生産者5軒が巨峰やナガノパープルの2~5キロ箱約60ケースを出荷した。10月中旬までに4キロ換算で計7000ケースの取り扱いを見込む。 出荷開始に合わせて開所式があり、中村和博副支部長は「猛暑やゲリラ豪雨など苦労があったが責任を持って出荷を続け、JAと村のブランド化につなげたい」とあいさつした。藤澤泰彦村長は「村もJAと力を合わせ産地化を目指し、認知度が高まってきた。1年間の苦労の成果であるブドウを届けてほしい」と述べた。 同JAが扱う村内産ブドウは種あり巨峰ブランド「山清路巨峰」などで知られ、県内の小売店を中心に出荷される。15日と22日の午前9時~正午は、道の駅いくさかの郷で恒例の「ぶどう即売会」を開く。
市民タイムス