【人とただ話すだけで疲労感!】仕事以外は引きこもりがちだけど、どうしたらいい!?〈スナック植松〉
今回植松さんにアドバイスしてもらうのは、対人関係の“あるある”お悩み。ぜひ人生の参考に! 休日引きこもると「仕事人間ビジュアル」に!?解決策を紹介!
教えてくれたのは……植松晃士さん
ファッションプロデューサー 辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!
お悩み:人と話すと疲れます。この疲労感から解放されたい!
もともと人に気を遣いすぎる性格で、最近はただ話すだけで疲労感が。ひとりでいる時間が一番幸せで休日は引きこもっていますが、友人はみんな結婚を考えている彼氏持ち。ダメ人間だなと落ち込んでます。 ペンネーム:めろんぱんさん(27歳・会社員)
植松さん これは疲労感ではありません。彼女が解放されるべきは“怠け心”からです。だって誰でも人に会ったら気を遣うし、気を遣ってしゃべるし、人に会うためにメイクをして、それなりの服を着て出かけるでしょ。その一連の流れを「ああ、面倒くさい」って感じているのでは? 常連M 確かに、みんながしていることではある……。 植松さん まぁ、よく言えば、ただのひとり好きなのよ。それはそれで悪いことではないけど、このままだと、クリスマスソングが街に流れ出す頃には、とてもさみしい気持ちになるかもね。まだ早いと思っても、あっという間よ。彼氏がいないことにすでに焦りがあるならなおさらだし、焦りさえないなら世捨て人になりかけているわよ! 常連M あー、わかる。最近、焦らず平気な自分に焦り始めてる(笑)。 植松さん そもそもね、お休みの日に引きこもっているとどうなるかっていうと、ただの「仕事人間」ビジュアルになっちゃうのよ。だって、平日と休日じゃ、美容もファッションもモードが違うでしょ。なのに、仕事モードの平日用しかないなら、その側面しかない。でも、こうやって『スナック植松』に辿り着いたのは、VOCEを読んでいるってこと。 常連M 確かに、美容好きさんだよね? 植松さん そう、美しく整えるのが好きなはず。だったら、その美しい自分を見せつけましょうよ。「下界に降りていって、民衆に見せてあげる」気持ちで街を闊歩するのはどうかしら? 常連M かなり上から目線だけど(笑)、そのメンタルだと楽しそう! 植松さん 見せつけるのが目的だから、誰とも話さなくてもいいの。オススメは、都内なら今は銀座ね。海外からの観光客も多くて、あなたを見るギャラリーがたくさんいて、しかも多国籍。オシャレしてひとりで出掛けて、お洋服屋さんや雑貨屋さんを見て、化粧品売り場を巡って、デパ地下でおいしそうなスイーツ買って……って絶対楽しいわよ! 自然といろんな刺激を受けることになって、ちょっとずつ怠け心に変化が生まれるはず。人に会うのが嫌じゃなくなっていくと思うから、ぜひ。 撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢﨑裕美 Edited by 松本 薫
VOCE