錦織圭「僕はあと数年で消える…」日本の後輩に期待、自身の目標は「100位以内」<国別対抗戦デビス杯>
国別対抗戦デビスカップワールドグループ1「日本vsコロンビア」
14日と15日に行われる男子テニスの国別対抗戦デビスカップワールドグループ1「日本vsコロンビア」(日本/東京、有明コロシアム、ハード)の大会前の会見が13日に行われた。完全復活を目指している中で単複3試合に起用された元世界ランク4位の錦織圭は、会見で日本の後輩選手たちに期待を寄せた。 【錦織圭vsメヒア デ杯第2試合 1ポイント速報】 ワールドグループ1では、今年2月に行われたワールドグループ1プレーオフで勝利した12ヵ国とファイナル予選で敗れた12ヵ国の合わせて24ヵ国が、2025年のファイナル予選進出をかけて争う。日本は2月2日と3日に行われたワールドグループ1プレーオフ「日本vsレバノン」(エジプト/カイロ、レッドクレー)に3勝1敗で勝利し、ワールドグループ1残留を決めた。 対するコロンビアはワールドグループ1プレーオフ「コロンビアvsルクセンブルク」(コロンビア/ボゴタ、レッドクレー)に3勝2敗で勝利しワールドグループ1に残留している。 日本は今回の一戦に、世界ランク54位の西岡良仁、同92位のダニエル太郎、同146位の望月慎太郎、同205位の錦織、同338位の綿貫陽介のメンバーで臨む。 そして13日に行われたドロー抽選式で試合の組合せが発表され、シングルスに西岡と錦織、ダブルスに錦織と綿貫が起用された。 その後の会見で単複3試合に起用された錦織は完全復活を目指す中、ランキングポイントのつかない代表戦に出場することについて言及した。 「正直言うとポイントは欲しいです。なるべく早く100位以内に戻すことがまずは一番の目標ではあります」 「ここで良い試合をして、アジアシーズンも久しぶりの戦いになるので、ジャパンオープンもありますしそこに向けて良い試合ができればいいかなと思います」 また、後輩選手たちに対しては「僕はあと数年で消えてしまいますけど」と冗談を交えつつ期待を寄せた。 「(後輩選手たちは)頼もしいです。いける実力があるから、早く上がってきてほしいなっていう気持ちは常にあります。西岡選手に関しても、もっともっといけると思うんです。僕はあと数年で消えてしまいますけど、西岡君がもうちょっと上がってくることによって、太郎もそうですけど、そこがもっと上がってくることによって多分またこの2人(綿貫と望月)もそうですし、若手もどんどん上がってこれると思うので、そこの期待はすごいしてます」 【14日(土)】 第1試合(14時開始予定) 西岡良仁 vs A・ソリアノ バレラ(コロンビア) 第2試合 錦織圭 vs N・メヒア(コロンビア) 【15日(日)】 第3試合(13時開始予定) 錦織圭/ 綿貫陽介 vs N・バリエントス(コロンビア)/ C・ロドリゲス(コロンビア) 第4試合 西岡良仁 vs N・メヒア(コロンビア) 第5試合 錦織圭 vs A・ソリアノ バレラ(コロンビア)
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