写真：Impress Watch

日本航空(JAL)とLimeは6日、電動マイクロモビリティの普及に向けた協業を発表した。ポート設置で協力するほか、JALマイレージバンク会員にLime利用で100円につき1マイルを付与するなどの連携を行なう。 【この記事に関する別の画像を見る】 都市部では交通渋滞や観光客の増加に伴う移動手段の供給不足、都市部以外では公共交通機関の不足によるラストワンマイルの課題が顕在化している。そのため、電動モビリティシェアのLimeとJALが協力し、カーボンフリーで持続可能な移動手段として、Limeの電動マイクロモビリティの普及を目指し、業務提携する。 両社の取り組みでは、JALマイレージバンク会員(JMB会員)を対象とし、国内でLimeの電動マイクロモビリティの利用で100円につき1マイルがたまる施策を実施する。また、12月31日までの期間限定でダブルマイルキャンペーンなども実施する。 さらに、ポート展開でも協力。JALはLimeがサービスを展開する地域において、電動マイクロモビリティのポート設置の拡大を支援し、第1弾として、11月7日から、沖縄県那覇市内で40ポートを設置。180台の電動マイクロモビリティを配備したサービスを開始する。また、努力義務となっているヘルメット着用の推進など、利用者への啓発活動でも協力していく。