日航社長、トラブル頻発を謝罪 運航の「安全体制を再構築」
日本航空は18日、東京都内で定時株主総会を開いた。運航の安全を脅かすトラブルが相次いだことを受け、鳥取三津子社長が「ご心配をおかけしたことをおわびする」と株主に謝罪し「経営陣が先頭に立って安全体制を再構築する」と再発防止への決意を語った。 【写真】国交省から厳重注意、謝罪する日航の鳥取三津子社長 5月
総会では、株主から事前に寄せられた質問への回答として、航空安全を担当する立花宗和常務執行役員が過去の事故の教訓が現場に浸透しているかどうかの確認が甘かったなどと一連のトラブルの原因を説明。「経営が現場実態を把握し、安全を念頭に置いた業務環境を整備する」と今後の対策を示した。