【オートレース】森且行、地元2日目2着で準々決勝戦へ!「悪くはないんじゃないかな」~川口オート
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は15日、埼玉県川口オートレース場で行われた地元開催の2日目第12R「二次予選A」に出走。前半カードは晴れ間ものぞいていたが、第10Rから降り出した雨で走路は一気に湿った状態へ。0~20メートルハンデの7枠からじっくりと前へ前へと進んで行き、最後は逃げた石井大志をとらえることはできなかったが、人気を集めた佐藤励との攻防をしのいで2着でゴール線を通過した。 雨にぬれてロッカーに引き揚げてきた森は、暗くない表情でコース状態が急変した一戦を振り返った。「タイヤはバリ晴れを履いていました。でも、天気はバリ雨になっちゃいましたね(苦笑い)。でも、晴れタイヤでも乗れましたね。うん、頑張ったよ。頑張りすぎでしょ~。エンジンはどうなんだろう。ちょっと止まり過ぎな感じだったし、雨には合っていなかったんだろうね。でも、悪くはないんじゃないかな。また雨になるようならタイヤはしっかりと用意しておきたいね」 そう言い残すと、秒の早さでタイヤをチェンジして、練習着にスイッチして、この日最後の練習へと飛び出していった。その姿が目に入ったライバルたちは「えっ? 練習に行くんだ?」と軽くびっくり顔だった。できる練習は必ずこなす。やれる作業はすべてこなす。そして、やるだけやって次の一戦に挑む。これが森イズムの真骨頂です。 開催3日目の16日は、第11R「準々決勝戦A」(午後8時10分発走予定)に出走する。
報知新聞社