【西武】宮沢太成、野田海人、鈴木将平と来季の契約を結ばず
西武は28日、宮沢太成投手、野田海人捕手、鈴木将平外野手に来季の契約を結ばないと通告した。いずれの選手も今後については未定。 宮沢は23年ドラフト5位で西武入団。まだ1軍登板はなく、わずか1年での戦力外となった。野田は今季1軍出場なし。鈴木は33試合に出場し、68打数13安打4打点、打率.191の成績だった。 各選手のコメントは以下の通り。 宮沢太成投手「1軍で活躍することを目標に入団しましたが、思うような投球ができないなかで、自分の課題に向けて、それを乗り越えようと精いっぱい練習してきた自信はあります。ただ、それを結果に結びつけることができず、今は悔しい気持ちでいっぱいです。ベルーナドームでのオープン戦、ファンの皆さんの前で初登板を果たせたことは、プロ野球選手になったことを自覚できた日で、とても印象に残っています。今後については未定です」 野田海人捕手「2年間通してけがが多く、入団当初に思い描いていたプレーができませんでしたが、1年目のファーム開幕戦での初安打はとてもうれしかった思い出のひとつです。今年こそは正捕手の座を奪いたいと思って練習してきました。10月には手術をしましたが、膝のけがの影響が大きく、チームの戦力になれなかったことが悔しいです。今後については未定です」 鈴木将平外野手「どんなときでも応援してくださったファンの皆さま、良いチーム、良い同期に恵まれて、8年間向上心を持って過ごすことができました。レギュラーを取りきれなかったこと、また年明けにけがをして、この1年間戦いきれなかったことが悔しいです。同期の今井(達也)とお立ち台にあがるという夢が達成できなかったことは心残りです。今後については未定です」
報知新聞社