「ズシーンときた」有吉弘行 10年密着番組のラストで放った“恩人”上島さんへの「重い一言」
11月27日、芸人の有吉弘行(50)、田村淳(50)、千原ジュニア(50)に10年間密着したドキュメンタリー番組『淳×ジュニア×有吉 40歳-50歳~10年観察~』(TBS系)が放送された。視聴者のあいだでは、有吉が番組終盤にぽつりと漏らした“ひと言”が話題を呼んでいる。 【写真あり】犬を抱えて夏目と笑いながら歩く有吉 番組では、それぞれが50歳を迎えるまでの1年ごとの節目を個別に撮影した記録映像が公開された。映像のなかには、田村、ジュニアが芸人仲間や関係者らと誕生日会を開き、親しげに接する場面が映し出されていたのだが、有吉のパートでは毎年本人ただ一人が画面に映るのみ。 さらに、田村は’13年、ジュニアは’15年に結婚しており、2人の隣には早くから妻の姿もあった。40歳の時点で“結婚願望”があることをカメラの前で打ち明けていた有吉は、ジュニアの入籍を知らされ、「問題ですね。いや、『しない』って言ってたからな。『俺もう結婚せぇへんねや』『あきらめた』っておしゃってたんすよ。え~」と驚くばかりだった。 そんな有吉も’21年、46歳の時にフリーアナウンサーの夏目三久さん(40)と結婚。50歳の誕生日を迎えた今年5月31日の映像には、有吉の腕の中に小さな赤ちゃんの姿があった。自宅で撮影された映像には、夏目さんの「おめでとう」という肉声も入っており、有吉も朗らかな笑顔を浮かべていた。 密着映像が流れ終わると、スタジオの3人はそれぞれが現役で芸能活動を続けていること、妻子があることを喜び合った。しかし、有吉にはこの10年で失った存在も……。番組の最後にこう語ったのだ。 「家族はできたけど、やっぱ仲間が少ないと思って。僕やっぱり上島さんも亡くしちゃってるから。(田村、ジュニアを)見てると仲間が多いなって思うから。ここから難しいでしょうね、友達作っていくのは」 ’22年5月に亡くなったお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん。有吉は上島さんが結成した『竜兵会』の中心的メンバーとして知られており、2人の親交は長年にわたって深いものだったという。 「有吉さんは’94年に森脇和成さんとお笑いコンビ『猿岩石』を結成し、’96年に『進め!電波少年』(日本テレビ系)のヒッチハイク企画で大ブレイク。しかしコンビは’04年に解散し、以降の有吉さんはピンで活動していたのですが、かつてのように活躍の場に恵まれず、“不遇の時代”を過ごしていこともあります。そんな有吉さんを陰ながら支えていたのが、事務所の先輩でもある上島さんでした。当時の2人は毎日のように一緒に過ごし、上島さんが金銭的な援助をすることもあったそうです。 再ブレイクを果たした後も、上島さんを“恩人”とメディアでたびたび紹介していた有吉さんは、夏目さんとの結婚もいち早く電話で報告したそうです。芸能界の大先輩であることよりも、大切な“仲間”という思いが強かったのでしょう」(週刊誌記者) 有吉の口から上島さんの名前が出た場面は、視聴者にとっても印象深かったようで、Xではこんな声が上がっていた。 《あそこで有吉さんが上島さんのこと触れたのは、家族ができた幸せと、同じくらい仲間を失った悲しみが強いからなんだろうな》 《上島さんについては流石に触れないかと思ってたら有吉さんサラッと自ら言った。当たり前のように話す愛だな。上島さんを数少ない仲間と思って慕ってたんだな有吉さん…》 《有吉さんの2人に比べて仲間がいないの流れで「上島さんも亡くしちゃってるから」は結構グッときたなー、、、また泣きそうになってしまった》 《有吉さんにとって上島竜兵は仲間だったんだな……亡くしちゃってるので って言葉に重みがある》 《有吉がさらっと言った「僕は上島さんもなくしちゃってるから」が胸にズシーンときた……》