あなたが「手帳を買っても続かない」5つの理由…「自分に合った手帳」の選び方を知っていますか?
スケジュール管理はもちろんのこと、アウトプットやモチベーションアップにも使える「手帳」。しかし、いつも三日坊主で終わってしまい、続かないとお悩みの人も少なくないだろう。文房具ソムリエ・手帳プロデューサーで、著書に『文房具ソムリエの手帳時間』がある石津ヒロシ氏に、手帳が続かない原因と、その解決法を伝授していただいた。 【一覧】入ると“損”する「私立大学」ランキング…コスパ最悪だった意外な名門大学
自分に合わない手帳を使っていないか?
自分に合った手帳を選ぶのは、意外に難しいことでもあります。慣れてくればそうでもないのですが、とくにはじめのうちは苦労するでしょう。 自分に合わない手帳を使っていると、やはり長続きしません。 ここでは手帳が続かない理由を、その選び方などを含めて5つ列挙していきたいと思います。 (1) 手帳のレイアウトが合わない これはつまり、手帳のレイアウトと自分のライフスタイルがマッチしていないということです。おそらく、仕事のスタイルに合わない手帳を選んでいます。 サイズもそうですが、細かいスケジューリング管理が必要なのに、ウィークリー(週間)の欄が少ない手帳や、そもそも週間がないマンスリー(月間)しかついていない手帳を選んでいてはいけません。 シンプルな手帳を好む方も多いのですが、自分の仕事は単調な作業を繰り返すだけという方でもない限り、マンスリーしかついていない手帳1冊ですべてをまかなうのは難しいでしょう。それでは結局、手帳を使う難易度は上がってしまいます。 レイアウトは自分の仕事に合ったものを選びましょう。
手帳を買う前に小さな目標を設定する
(2) 目的が明確でない そもそも、手帳を使う目的を明確にしておかないと、結果として続きません。 まずは小さな目標でもかまわないので、手帳を買う前に設定しておきましょう。 たとえば「日々の感謝を書き留めよう」というものでも結構です。そのための手帳だと最初に決めておけば、手帳選びでもブレることがなくなるでしょう。 ほかにも「健康やダイエットのために食事などの記録をしよう」「読んだ本や観た映画を記録して振り返ろう」「毎日のやることを書き出して忘れないようにしよう」「旅行の計画を立て、行った場所や感じたことを記録しよう」「プロジェクトの進め方ややるべきことを書き出して実行しよう」など、いろんな目的があるでしょう。 同じ手帳に書きはじめてもいいですし、最初から目的別で手帳を使い分けることもできます。自分に合った使い方をしてください。