【スターダム】デビューは母国の“地下プロレス” 5か国語操る才女テクラが日本に興味を持った意外なきっかけ
「フリーにやること」が一番大事
そのタイミングで世界中がコロナ禍となり、テクラは日本に残ることを決意する。そして2022年1月、テクラはスターダムマットにジュリア率いるドンナ・デル・モンド(以後DDM)の一員として登場した。 「ジュリアとはアイスリボン時代に接点があったんだけど、彼女が移籍してからはずっと会っていなかったんだ。それが偶然ジュリアと会うことになって、どんどん話が進んでスターダムに来ることになった」 その後すぐにSWA世界王座、アーティスト・オブ・スターダム王座を獲得するなど活躍していたテクラだが、今年1月から3か月ほど姿を消す。そして戻ってきたときにはヒールユニット大江戸隊への加入を表明した。 「DDMは最高にクールでカッコいいユニットだった。でもテクラの自由にできたかというとそれは違う。しっかりとした方向性があって、その方向性に合うことをやるユニットだった。だからもっとフリーにやりたいと思った。外から見ていて、一番フリーにやっていたのが大江戸隊。この“フリー”というのは一番大事なことかもしれない」 ※9日掲載の後編へ続く
橋場了吾