入社時に年金手帳の紛失に気づきました。再発行しようとしたら「手帳は廃止」と言われましたが、どうしても再発行は無理なのですか?
※日本年金機構「基礎年金番号通知書や年金手帳を紛失またはき損したとき」を基に筆者作成 年金を受給されている方は、年金証書が基礎年金番号通知書の代わりとなるため、基礎年金番号通知書を再発行する必要はないようです。年金証書を失くした場合は、近くの年金事務所へ再交付申請書を提出することで再交付が可能となります。
退職した会社に保管されているケースも
企業の場合、年金手帳の紛失防止や、手続きの円滑化のためにそのまま会社が保管するケースがあります。年金手帳は退職するときに当日~1ヶ月程度で会社から返却されますが、企業によっては返却が遅い場合もあるので、失くしたと思ったら一度会社に確認をしてみましょう。 また、転職先や入社先で必要となることを考えて、基礎年金番号だけでも控えておくといいでしょう。
再発行した後は大切に保管
年金手帳は、紛失したら年金手帳の代わりに基礎年金番号通知書を再発行することができます。しかし、申請してから手元に届くのに1ヶ月程度かかるため、年金手帳を必要とする場合は就職や転職などの節目には事前に確認し、紛失に気づいたら速やかに申請しましょう。 また、基礎年金番号通知書や年金手帳は年金情報のほかに、氏名や性別、住所などの個人情報が記載されているため、再発行した後は失くさないよう大切に保管しましょう。 出典 日本年金機構 基礎年金番号通知書や年金手帳が紛失またはき損したとき 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部