「僕も準備してます」ライバルでありファミリー。野澤大志ブランドンがGK3人の“結束”を誓う「一緒に喜びたい」【パリ五輪】
アジア杯での小久保の活躍には…
U-23日本代表は現地7月22日、フランス・ボルドーでトレーニングを実施。練習後、GK野澤大志ブランドン(FC東京)がパリ五輪で重要なのはGKチームの“結束”だと語った。 【PHOTO】U-23日本代表がパリ五輪1戦目&2戦目の試合会場『ヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドー』を視察! 「コンディションはチームとして上がってきていますけど、あとは本当に気持ちの整理と、僕らがどういった戦いをしていくかが大事。チャレンジし続けるところや、後悔しないこと。ああしとけば良かったと思うことのないように取り組みたい」 大舞台に向けてこう意気込んだ野澤。また自身と小久保玲央ブライアン、バックアップメンバー佐々木雅士のGK3人での支え合いも大切だと述べる。 「バックアップも含めたら3人。もちろんお互いにライバルではありますけど、本当にキーパーはファミリー。アジアカップでもそうやって取り組んできましたし、これまでと変わらないかなと。チームとして高め合って、一緒に喜びたいですね」 ただ、ライバルなのも確か。今年4月に行なわれたU-23アジアカップでは、小久保が正GKを務め、優勝に大きく貢献した。その姿をベンチから見守っていた野澤は次のように振り返る。 「チームを助ける存在であったことは間違いないですし、それを本当にしっかり成し遂げたことに関しては、本当に小久保選手は素晴らしいなって思いますし、自分もいざピッチに出てあんなプレーができるのかなと思わされた」 今大会はポジション争いで負けるつもりはない。21歳のGKは「僕もいつでも準備してます」と力強く語った。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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