思わず守りたくなる透明感!ドラマ、映画への出演が相次ぐネクストブレイク美女、出口夏希の魅力
8月2日より公開となった『赤羽骨子のボディガード』。“懸賞金をかけられたヒロインを、クラスメイト全員がボディガードとしてバレずに守る”というユニークな設定の本作は、主演のラウール(Snow Man)をはじめ、若手俳優からミュージシャン、声優にお笑い芸人まで旬な顔ぶれがクラスメイトに扮している。そんな個性豊かなキャストのなかでも、物語の格となるヒロインとして輝きを放っている美女が出口夏希だ。 【写真を見る】ネクストブレイク待ったなしの注目女優、出口夏希がかわいい!(『赤羽骨子のボディガード』) ■あの巨匠も注目!ドラマを中心に活躍中の新星、出口夏希 2017年に現在所属する芸能事務所インセントにスカウトされて、芸能界入りを果たした出口は、2001年生まれの22歳。2018年にデビューしてすぐ「ミスセブンティーン2018」に選ばれ、雑誌「Seventeen」の専属モデルとなると、2022年からは「non-no」に場を移し、ファッションモデルとして活躍中。 モデル業と並行して役者としても精力的に活動。2019年にオムニバス形式の単発ドラマ「ココア」で、主演の一人に抜擢されドラマデビューを果たすと、その後もテレビドラマやWEBドラマで徐々に経験を積み上げていく。2023年ごろからは注目作への出演が続き、是枝裕和監督が総合演出を務めたNetflixドラマ「舞妓さんちのまかないさん」ではオーディションを勝ち抜き、W主演の一人として名を連ねることに。 森七菜演じる幼なじみと共に舞妓となるために青森から京都を訪れる少女すみれを演じた本作では、修行を通じて、“100年に一人の逸材”と将来を期待される純朴な少女がしとやかな舞妓へと変貌していく様を丁寧に表現。是枝監督も「荒削りで、見ていてハラハラすることもあるが、芝居を超えてなにかがあふれてることもあるおもしろい子」と評価する、気になる存在だ。 さらにゴールデン帯の地上波ドラマにも3クール連続で出演。気象災害に立ち向かう特別災害対策本部を題材とした「ブルーモーメント」では、山下智久演じる主人公の助手役というヒロインポジションにキャスティングされ、ズケズケとものを言い、感情が昂ると中国語が出てしまう帰国子女というキャラクターを、中国出身のため日頃から話しているという特技の中国語を交えながら演じてみせた。 ■映画でも話題作へ立て続けに出演 2022年の『沈黙のパレード』で物語が動きだすきっかけとなる少女の妹を演じ、映画初出演を果たすと、約45億円のヒットとなった『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)では主人公がタイムスリップした1945年で出会う勤労学生を演じるなど、映画にも活躍の場を広げている出口。 6月から配信されたばかりのNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』では、心臓病を患い、余命半年と伝えられたヒロインの春奈役に抜擢。同じく余命幾ばくの秋人(永瀬廉)と出会ったことを機に、残された時間を楽しみながら前向きに生きようとする少女をみずみずしく表現し、その健気な姿で観る者の涙を誘った。 ■天真爛漫なヒロインになりきった『赤羽骨子のボディガード』 整ったルックスとあふれ出る透明感を武器に、一気に存在感を増している出口の最新作が『赤羽骨子のボディガード』。丹月正光の人気コミックを原作とする本作は、ある事情から100億円の懸賞金をかけられ、殺し屋に命をねらわれる大好きな幼なじみの骨子のためにボディガードとなったヤンキー高校生の威吹荒邦(ラウール)が、クラスメイトたちと共に骨子にバレないように彼女の命を守るというミッションを遂行していく。 出口が演じるのは、クラスメイトたちから守られているヒロインの骨子。学校中から恐れられている威吹を「クラスメイトを睨まない!」と叱るなど、正義感があり、たとえ不良であろうとフランクに接するナチュラルボーンのいい子で、生徒会長を務めるように周囲からの人望も厚い。クラスメイトの努力の甲斐もあり、命をねらわれているとは微塵も思っておらず、威吹とのデート中にメリーゴーランドを見つければ「あれ乗ろ~」と一人で駆けだすなど天真爛漫。思わず守りたくなるような姫的存在だ。 出口は、原作キャラの特徴でもあるお団子ヘア姿と屈託のない笑顔で骨子の明るいキャラクターを体現しており、骨子と一緒にいることが多い空手家の寧を演じる高橋ひかるも「かわいらしさ、守りたくなるようなところ、でも芯の強いところ…すごく骨子に通ずるところがある」とお墨付き。純粋無垢ななかにも名前通り気骨のある部分もあり、出口の明朗な雰囲気とマッチしたハマり役。ダンス部という設定に説得力を持たせるため、レッスンに通ったというダンスも見どころだ。 ドラマや映画だけでなくCMへの起用も増え、あらゆる方面で引っ張りだこの出口夏希。Z世代のトレンドとなるなど、この先の活躍も待ったなしの存在だけに、いまのうちから注目しておきたい。 文/サンクレイオ翼 ※高橋ひかるの「高」は「はしご高」が正式表記