内臓に悪影響!?今日からやめさせたい「犬のNG習慣」7選
愛犬や飼い主さんが普段何気なく行っている習慣のなかには、愛犬にとって危険な習慣もあります。 【写真】見つめる犬 今回は獣医師の田草川佳実先生にお話を伺い、「犬の内臓に悪影響を及ぼすNG習慣」を7つご紹介します。 愛犬の健康を守るために、ぜひチェックしてみてくださいね。
犬の内臓系によくないNG習慣
犬の内臓に悪影響を与える習慣について、まずは「食」にまつわるNG習慣を3つご紹介します。
1.誤飲・誤食/拾い食い
家の中・外を問わず、犬の誤飲や誤食、拾い食いは危険な習慣です。 愛犬が食べ物以外のものを飲み込んでしまったら、取り出すための手術を受けなければならなくなったり、中毒性のあるものを食べてしまったら、処置が間に合わずに命の危険にさらされたりすることもあります。
2.食フン
食フンの習慣を放置しておくと、ほかの犬のウンチを食べてしまった際に寄生虫に感染するリスクがあります。 食フングセの理由は、暇つぶし、飼い主さんの気をひきたい、ゴハンの量が足りていない、ウンチに栄養分が残っているなどさまざまです。
3.大量の生キャベツを与える
生のキャベツを大量に食べさせる習慣も、犬の健康に悪影響です。 生キャベツに含まれるビタミンCの過剰摂取は、尿中のシュウ酸カルシウムを増やし、尿石症を誘発する可能性があります。キャベツを犬に食べさせる場合は、茹でたものを適量与えて。
4.食後すぐの散歩/早食い
食後にすぐ運動させる習慣は、犬にとってNGです。食事によってふくれた胃がねじれて胃捻転や胃拡張を起こし、死に至るおそれもあります。 また早食いも、胃を急激にふくらませる危険な習慣です。散歩は食前に済ませる、ゴハンの早食いを防ぐ食器を使うなどの工夫を。
5.リードの引っ張りグセ
散歩中にリードを引っ張って歩くクセは、犬の気管に負担をかけて気管虚脱などを誘発する可能性が。 「散歩中に愛犬の名前を呼ぶ」→「おやつを与える」を繰り返して、名前を呼ばれればリードを引っ張らずに歩けるように習慣づけて。
6.屋外のみでの排泄
いつも外でのみ排泄させていると、長時間の留守番や悪天候で外に連れ出せないときにオシッコを我慢してしまい、膀胱炎を招きかねません。