プレミア12で「全然仕事ができてない」清宮幸太郎、切り替えを強調「巻き返す」 ドラマ『ルーキーズ』で気分一新
野球の国際大会「プレミア12」で1次リーグB組を1位通過した日本は21日、A組2位の米国戦(東京ドーム)に臨む。全勝で連覇へ意気上がるチームの勢いにイマイチ乗れていないのが、追加召集で参戦した清宮幸太郎内野手(25)=日本ハム=だ。 【写真】ピンクのかつらをかぶり、ばっちりメイク、ムダ毛処理まで。ジンギスカンダンスを華麗に踊る清宮 1次リーグ最後のドミニカ戦(天母)では「2番・一塁」も5打数1安打。守備でも井上(巨人)の牽制球に自身も釣り出されて後逸する失態で失点につながった。 20日の公式練習後、清宮は「良くないですね。ここまで全然仕事ができてないんで…。でも、こういうときこそどう振る舞うか、どう準備を進めるかが大事になる」と切り替えを強調。井上の牽制を「マジでうまかったっす」と苦笑いで振り返り、「でも本当にごめんって謝り倒しました」と明かすなど、持ち前の明るさは失われていない。 台湾からの帰国便の機内では、不良たちが高校野球を通じて団結していくドラマ「ルーキーズ」を観て気分一新。「しょげてても仕方ない。まだ巻き返すチャンスもあると思いますし、どんな出番でもモノにしたい」。代表定着につながる一打を放てるか。 (片岡将)