グーグルマップで家物色、被害1000万円超 空き巣容疑でタイ国籍の2人追送検「家族に送金するため」 千葉県警
東金市などで空き巣を繰り返したとして、千葉県警は2日までに、窃盗などの疑いでいずれもタイ国籍の茨城県稲敷市、無職の男(37)と住所不定、解体作業員の男(48)を追送検し、邸宅侵入・窃盗事件など計85件(被害総額約1089万円相当)の捜査を終結したと発表した。 県警捜査3課によると、2人はGoogle(グーグル)マップで草が生い茂っている住宅を探し、盗みに入る空き家の目星を付けていたという。 同課によると、2019~今年11月8日ごろ、東金市や山武市、八街市の空き家などに侵入し、現金や腕時計、ネックレスなどを盗んだとされる。同課はドアや窓を外したり窓ガラスを割ったりして、侵入していたとみている。 2人はいずれも「(タイの)家族に送金するためだった」などと容疑を認めている。1人は「日本に来たときの借金返済のため」とも供述しているという。