NCT WISHが熱狂ライブ 新曲含む17曲をパフォーマンス「本当に感謝しています」
韓国発のグローバルボーイズグループ・NCT(総勢25名)の最後のユニットとして結成された6人組グループ・NCT WISHがメジャーデビュー後初の単独ツアー『2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN』を11月28日にパシフィコ横浜国立大ホールで開催した。ライブでは、ファーストアルバム『WISHFUL』(12月25日リリース)のリード曲『Wishful Winter』などアンコール含めて全17曲パフォーマンス。熱狂のライブを繰り広げた。 NCT WISHのステージの様子 スクリーンにゲームで遊ぶメンバーの姿が映され、眩い光が客席を包み込むと、ステージにメンバーが登場。真っ白な衣装をまとい、メジャーデビュー曲『WISH(Japanese Ver.)』でライブをキックオフした。続いて韓国でもヒットを飛ばした『Steady』を披露し、会場熱気はさらに上昇。2曲を歌い終えると、リーダーのシオンが「シズニー!(※NCTのファンネーム)」と大声で叫び、会場も全力でレスポンス。爽やかに会場を魅了しながら、『Sail Away(Japanese Ver.)』をポップに歌い上げた。 制服風の衣装に着替え、学校をイメージしたセットの中で『3 Minutes』を披露。NCT WISH×青春風の演出に歓声は止まらず!『We Go!』では愛嬌を連発し、ファンを何度も胸キュンさせた。 MCでは「17歳初のステージですね。昨日から頑張っているので、今日は生中継でご覧になっている方も遠くから応援してください」(サクヤ)、「今日来てくださったシズニーと(生中継を見てくださるシズニーの皆さんも楽しんでいきましょう」(ジェヒ)とコメント。またファンの声を聞こうとシオンが「1階!2階!3階!」と呼びかけると、その度に大きな声援が起こり、メンバーはうれしそうな顔を浮かべた。 メンバーが「シズニー、カバー曲聴きたいですか?」と客席に問うと歓声が起こり、BOAの『No.1(JPN ver.)』をカバー。そしてNCT Uの『Make A Wish』と事務所の先輩のカバーステージを立て続けに披露し、ファンもペンライトを大きく振って応援。リスペクトを感じるステージの余韻に浸っていると、「まだまだいけますかー? いける人Hands Up!」と煽り、アップテンポな『Hands Up』でファンの心をガッチリキャッチ。『Dunk Shot』では、全員で“ダンクショットチャレンジ”に挑戦するも、まさかの全員失敗! 罰ゲームとして全員で可愛いカチューシャを着けて、ファンを喜ばせた。 クールなブラック×デニムの衣装に着替え、印象をガラリとチェンジ。重低音のラップが心地いい『CHOO CHOO』では色気を放ち、『NASA』では一糸乱れぬダンスで会場を席巻した。 『WISHFUL』収録曲の『FAR AWAY』『Touchdown』で安定感のあるステージを披露した後、シオンが「次の曲で最後の曲です」と告げると『Songbird(Japanese Ver.)』を歌唱。ファンはNCT WISHとの時間を一瞬、一瞬しっかりと噛み締め、メンバーを目に焼き付ける。一方、NCT WISHもファンの愛に応えるように汗を流しながら全力で思いをぶつける。最後に頭上には銀テープが舞い、熱狂のまま彼らはステージから去った。 NCT WISHがステージからいなくなるとすぐに客席からアンコールが! するとカジュアルな衣装に着替えたメンバーが再び登場。ファンの喜ぶ顔を目にしたメンバーは思わず笑顔に。そんな温かな空間の中で『Tears Are Falling(Japanese Ver.』を歌い上げると、サクヤは「この曲は“どんなに辛いことがあってもそばで支えているよ”ってメッセージが込められているんですけど、反対に僕たちが辛い時は“シズニーの皆さんに救われているんだよ”ってメッセージが込められています」とコメント。シオンが「シズニーの皆さんに感謝の気持ちを込めた曲なので、皆さんと一緒に歌うのが楽しいです」と話した。 韓国では先日雪が降ったことを受け、シオンは「皆さん雪好きですか?」とファンに問いかけ、「最近は寒くなったので、温かくなる曲を披露します」とアルバム『WISHFUL』のリード曲の『Wishful Winter』を披露。切なさ誘うメロディと美声に思わず感極まり涙ぐむファンの姿も。ラストの『Our Adventures』では、メンバーがステージから客席に降りて笑顔を振りまき、ファンサービスを炸裂。目の前で見るNCT WISHの姿に歓喜の声が上がり続けた。約2時間に渡って行われたライブは大盛況に終わり、NCT WISHは爽やかで温かな余韻を残していった。