若潮旗高校剣道5年ぶりに開催 80チームが参加 館山(千葉県)
全国の高校剣士たちがしのぎを削る「第39回若潮旗争奪全国高校剣道大会」(館山市教育委員会主催、館山剣道連盟主管)が21日、館山運動公園体育館で開催された。男子46チーム、女子34チームがエントリーし、5人制の団体戦で熱い試合を繰り広げた。 (結果は後日掲載)
安房地域の高校剣道の活性化と地域経済の活性化を図ることを目的に開催されている。2019年の開催後、コロナ禍に見舞われるなどで中止が続き、今回は5年ぶりの開催となった。インターハイ後の新チームで臨む大会として位置付けられている。地元・安房からは、男子が長狭、安房拓心、安房の3校、女子は安房が出場した。 開会式では、整列した選手を前に、大会会長の石井浩己・館山市教育長があいさつ。「指導してくれる師範、先生方、共に稽古に汗を流す仲間たち、家族に感謝を忘れることなく、真剣に対峙(たいじ)する相手に最大限の敬意をもって全力を尽くしてくれることを期待します」と励ました。 前回の男子優勝校、東海大浦安の山田海翔選手(館山中出身)が宣誓に立ち、「日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、正々堂々最後まで戦い抜くことを誓う」と力強く述べた。 8試合場でトーナメント戦を展開。館内には気迫の掛け声が響き、選手らは熱のこもった試合を繰り広げていた。