「MITSUI OCEAN FUJI」

12月にデビューしたばかりのクルーズ船が24日、博多港に初めて入り、全室スイートという豪華な船内がお披露目されました。

全長約200メートル

24日正午ごろ博多港に初めて入った「MITSUI OCEAN FUJI」。 商船三井クルーズが34年ぶりに新たに運航する豪華客船で、全長は200メートル近くあります。

オーシャンビュー

◆記者リポート 「こちらは、ミツイオーシャンスイートです。海を眺めながら入ることが出来る浴室から直接バルコニーに出ることができます」

レストランは4店舗

229ある客室は7つのクラスに分かれていますが全てスイートルーム。 また船内には4つのレストランがあり、中には世界的に有名な三國清三シェフ監修のレストランもあります。

福岡市港湾局　古屋武志理事

24日は船内で福岡市などが初入港を記念する式典を開催し、今後も定期的に寄港してもらいたいと期待をにじませていました。 ◆福岡市港湾局　古屋武志理事 「福岡市は第3次産業が全体の9割を占める観光が盛んな街。MITSUI OCEAN FUJIは日本の船会社による待望のクルーズ船。福岡市も経済効果を大いに期待している」 博多港に寄港するクルーズ船の数は今年200隻を超える見通しで、コロナ禍前の9割程度に戻っているということです。

■船の中にはプールも

来年4月にも博多港に寄港予定

このクルーズ船の客室は全てスイートルームでオーシャンビューです。 船の中にプールもあり、泳いだりデッキチェアでゆっくり過ごしたりすることもできます。 スパで癒されたり、運動ができるコーナーもあってぜいたくな空間となっています。 今回のコースは23日の神戸を皮切りに博多、韓国の釜山、鹿児島を経由して横浜に向かう7日間の旅です。 気になる旅行代金ですが、一番安い客室で大人1人50万円、最も高い客室は198万円だということです。 「MITSUI OCEAN FUJI」は次回、来年4月に博多港に寄港の予定です。