ヴォクシークロスの予告か!! トヨタクロスバンギアに期待大
サイズ感はヴォクシーよりも幅広く背高最大の特徴は助手席側のBピラーレス!!
クロスバンギアのボディサイズは全長4695mm×全幅1820mm×全高1855mm。乗車定員6名の3列シート車で、室内長は2965mm、室内幅は1550mm、室内高は1340mmと発表されています。ノア/ヴォクシーは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895mmですので、クロスバンギアは、ノア/ヴォクシーと全長が同じで、全幅は90mmほど広く、全高は40mmほど高めというサイズ感です。 エクステリアデザインは、前後の張り出したフェンダーと、ブラックアウトされたバンパーやサイドスポイラーなどが特徴。特に細めのヘッドライトは現行ヴォクシーの鋭いヘッドライトに似ています。ただ、ランドクルーザーのように、フロントガラスを立てたことやボンネットが水平となっていること、また大きなSUV用タイヤや、前後左右下側についた樹脂バンパーによって、SUVらしさも十分に感じられます。 最大の特徴が、助手席側のBピラーレスの大開口ドアです。助手席ドアも前方へスライドしながら開くスイング機構が採用されており、自転車や釣り竿など長くてかさばるツールでも、簡単に積み下ろしすることができます。 インテリアは、2枚の大型ガラスルーフから差し込む光によって、明るく開放的なリビングのような雰囲気。2+2+2の3列シートのレイアウトですが、助手席シートが2列目シートの並びまで移動できる、ロングスライドとなってします。また助手席は180度回転も可能で、2列目シートを倒してテーブルとし、対面で会話もできるレイアウトも可能。このクルマの特等席は、ソファーのような3列目シートのようです。
もし登場すれば、面白いことになる!!
釣りや自転車のような大物ギアを運んでアウトドアで遊び、疲れたら車内で家族や友人と会話を楽しむ、といった使い方が想像できるクロスバンギアは、アウトドア好きのユーザーに人気が出そうなクルマです。クロスバンギアにはまた、ベーシックな「クロスバンコア」と、3列目を取り外してトランスポーター(商用バン)としての仕様もできる「クロスバンツール」という、別タイプも用意されています。 ミニバンとSUVのクロスオーバーといえば、現在は三菱の「デリカD:5」が独り勝ちをしているジャンル。トヨタからも新たなミニバンSUVが登場すれば、非常に面白いことになるかもしれません。ぜひとも市販化を期待したいモデルです。