ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、「国王の健康問題で将来の準備が加速中」と報道
*この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。 国王チャールズ3世が高齢になり、最近健康上の問題を抱えていることから、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は英国王位継承に向けて心の準備をしている。 【動画】キャサリン皇太子妃、チャールズ3世とカミラ王妃に完璧な挨拶を披露! 2024年は英国王室にとって、ひどく大変な年となった。とりわけ、チャールズ3世とキャサリン皇太子妃は、ともにがんに罹患した。しかし、キャサリン皇太子妃は活動を再開し、12月6日にウェストミンスター寺院で伝統的なクリスマスコンサートを開催してその強さを示した。一方、国王も回復中だが、76歳という高齢で、まだまだ心配な健康状態を考えると、後継者のウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃にとってはいささか前途多難であるといえる。
嵐の前の静けさ
ロイヤルファミリーの伝記作家であるサリー・ベデル・スミスは、最近の出来事を踏まえて、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の国王と王妃としての準備は加速していると雑誌「ピープル」に語った。「チャールズ3世はがん治療によって職務が制限されてしまいました。その結果、ウイリアム皇太子はより多くの責任を担うようになり、キャサリン皇太子妃とともに将来の役割に向けた準備を一足早く進めています」。 しかし、キャサリン皇太子妃のように突然病魔に襲われた場合、どのようにして冷静にそのような役割を引き受ける準備をすることができるだろうか? 「嵐の前には静けさが漂います。彼らは次に人生で最も重要な仕事を引き受けることになっており、もちろんキャサリン皇太子妃の健康は最優先ですが、そのおかげで誰もが一歩下がって、いま何が重要なのかを考えることができました」と内部関係者は明かした。
着実に準備を進める
人生の大きな役割を担うのを待つ間、ウィリアム皇太子は象徴的なシーンでも父親の代わりを務めるなど、積極的に準備を進めている。12月7日、王位継承者はノートルダム大聖堂の正式な再開に出席するため、パリに集まった世界の指導者たちに加わった。その直前には、ドナルド・トランプ次期米大統領にも会った。 text: Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr)
translation: Hanae Yamaguchi