毒キノコを炒め物にして食べ食中毒…「ヒラタケ」と間違え「ツキヨタケ」食べたか 3家族6人が嘔吐や吐き気 10代の2人入院
あいテレビ
愛媛県中予地方に住む10代から80代までの6人が、山で採取されたキノコを食べたあと、嘔吐や吐き気などの症状が現れ、保健所は毒キノコによる食中毒と断定しました。 【写真を見る】間違えて食べた「ツキヨタケ」 松山市保健所によりますと、中予地方に住む10代から80代までの3家族6人が30日、キノコを炒めるなどして食べた後まもなく、嘔吐や吐き気などの症状が現れて医療機関を受診し、このうち10代の男女2人が入院しました。 現在は、全員が快方に向かっているということです。 医療機関からの連絡を受けた市の保健所が調査を進めた結果、6人が食べたのは「ツキヨタケ」とみられる毒キノコであることが判明しました。 3家族のうちの1家族がキノコ狩りをして配ったということで、食べることのできるキノコ「ヒラタケ」と間違えた可能性があるということです。 松山市保健所によりよますと、県内で、毒キノコが原因とみられる食中毒が発生したのは、17年ぶりだということです。 保健所は、確実に食用と判断できない場合には、キノコを採取しないよう呼び掛けています。