仏高速鉄道TGVで放火など「悪意ある行為」 複数路線で運行に乱れ
(c)AFPBB News
【7月26日 AFP】パリ五輪の開会式を直前に控えたフランスで、高速鉄道TGVが放火などの「悪意ある行為」の被害に遭い、運行が乱れていることが分かった。フランス国鉄(SNCF)が26日、発表した。 SNCFはAFPに「TGV路線網をまひさせるための大規模な攻撃」だったと話した。多くのルートが運休せざるを得ない状態にあり、「修理が行われる間、週末を通して」影響が出るという。80万人に影響を及ぼす見通しだという。 さらに、「SNCFは夜間に行われた同時多発的な悪意ある行為の被害者である」と説明した。 攻撃の影響を受けたのは大西洋線など3線。南東線は、「悪意のある行為が失敗した」ため、影響は出ていない。(c)AFPBB News