【阪神】2試合連続サヨナラ勝ちで3連勝 首位・広島に1.5差!小幡が9回2死一・二塁からV打 植田が激走 西勇から4投手が無失点継投
■プロ野球 阪神1×ー0DeNA (21日 甲子園) 阪神は交流戦最終戦・日本ハム戦に続き、DeNAの連勝を7で止め2試合連続で今季3度目のサヨナラ勝ち。3連勝で33勝30敗4分の貯金3、首位・広島に1.5ゲーム差に迫った。0ー0で迎えた9回、相手4番手・ウィックに大山は右邪飛、前川が三内安打で代走・植田、佐藤輝は死球で1死一・二塁から梅野が空振り三振も小幡がライト線にサヨナラタイムリーを飛ばし、二塁から植田が本塁に一気に帰還した。4番手・石井が今季白星。 西勇輝(33)今季10度目の登板、試合前まで3勝3敗、防御率1.52。前回の6月13日・オリックス戦(京セラドーム大阪)は9回を114球、6安打、無四死球、4奪三振の無失点で今季初の自身13度目となる完封勝利を挙げた。今季のDeNA戦は2度目、前回の4月4日(京セラドーム大阪)は5回1/3を8安打3失点(自責3)で負け投手。 西勇は1回1死から度会に左安打、オースティンを遊ゴロ併殺打に打ち取り無失点の立ち上がり。西勇は、これで史上94人目・通算2000投球回を達成。 スタメンは大山が2日・ロッテ戦以来の復帰。1番センター・近本、2番セカンド・中野、3番ライト・森下、4番ファースト・大山、5番レフト・前川、6番サード・佐藤輝、7番キャッチャー・梅野、9番ピッチャー・西勇のオーダーを組んだ。 DeNAの先発・ジャクソンに1回、近本は空振り三振、中野は見逃し三振、森下は一邪飛と三者凡退。 西勇は2回、先頭・牧に遊内安打も宮崎を見逃し三振、筒香を再び二ゴロ併殺打に仕留めた。 2回の攻撃は先頭・大山が右安打も前川は一ゴロ、佐藤輝は遊ゴロ、梅野も遊ゴロに打ち取られた。 西勇は4回、先頭・度会に左安打、オースティンを右飛、牧に中安打、宮崎に二ゴロで2死二・三塁とするが筒香を遊ゴロに打ち取り得点を与えない。 4回の攻撃で1死から森下が四球、大山が中安打で一・二塁とするも前川は遊ゴロ併殺打に倒れた。 西勇は5回、山本、森敬、ジャクソンと初めて三者凡退に抑える。直後、5回の攻撃で先頭・佐藤輝が中安打、2死後に西勇の遊ゴロを森敬がファンブルし一・三塁の先制機に近本は遊ゴロに倒れる。 西勇は6回1死から度会に左安打、オースティンに左安打で1死一・二塁から牧を中飛、宮崎も中飛に抑え先制点を許さず。6回の攻撃は中野、森下、大山と3人で終わる。 西勇は7回、筒香、山本、森敬と3人で退け114球を投げ6安打、無四死球、5奪三振の無失点で降板。 7回の攻撃で2死から梅野が右中間にツーベース、小幡は四球で一、・二塁から代打・ノイジーは一邪飛に終わり本塁が遠い。 8回は2番手・桐敷が1死から桑原に右安打、度会に四球で1死一・二塁で漆原に交代。漆原はオースティンを三ゴロ併殺打に打ち取りピンチを脱した。 8回の攻撃は近本は中飛、中野は二ゴロ、森下は三ゴロとわずか7球で終わる。 9回は4番手・石井が先頭・牧に中安打も宮崎と筒香を連続空振り三振、山本も空振り三振に取っていた。