八村塁 前半から豪快ブロックなど攻守貢献で8得点 レイカーズ勝利、日本人対決は実現せず
◇NBA レイカーズ116ー110グリズリーズ(2024年12月15日 クリプト・ドットコム・アリーナ) 【写真】寒さ対策万全!完全防備の河村勇輝。グリズリーズの公式インスタグラムから レイカーズの八村塁(26)は15日(日本時間16日)の本拠地グリズリーズ戦に先発出場。試合終了間際に豪快ダンクを叩き込むなど8得点を記録。チームは前半のリードを守り切って勝利した。 この試合では大黒柱のレブロン・ジェームズがケガから復帰。その中で八村もスタメンに名を連ねた。 第1Q残り10分45秒で相手の反則を誘って、フリースローを1本決めてこの試合初得点。その後は残り9分50秒に速攻からレイアップシュートを狙うが失敗。このクオーターはFG(フィールドゴール)を決められず、残り2分50秒でベンチに下がった。 第2Qはベンチスタートで残り9分30秒からコートに立った。残り5分10秒で豪快ブロックを決めて、守備でチームに貢献。残り2分16秒にはスティールを決めると、そのまま速攻でレイアップシュートを決めて、この試合初FGとなった。残り45秒で相手の反則を誘って、フリースロー2本を決めた。 第3Qはスタートから出場。残り8分48秒で相手の反則を誘って、フリースローを1本決めて後半初得点。その後はシュート機会がありながらも決めきれず、残り3分22秒でベンチに下がった。 最終Qは開始から出場。試合終了間際にダンクを叩き込んだ。 八村はこの試合で37分43秒出場。2試合連続ひと桁となる8得点6リバウンド1アシスト1ブロック1スティールをマークした。シュートは5本試投で2本成功。FG成功率は40%だった。3Pシュートは1本試投も失敗に終わった。 チームは64―46と大量リードで前半を折り返した。しかし前半だけでダブルダブルを記録していたアンソニー・デイビスが第3Qに左肩負傷でロッカールームに下がると、一気にひと桁点差まで詰め寄られた。最終クオーターにデイビスがコートに戻って来て、何とか逃げ切り勝利した。デイビスは今季最多タイ40得点16リバウンドをマークした。 グリズリーズの河村勇輝は、敵地戦ながらもチームに同行。しかし主力選手がケガから復帰したためベンチ外となった。今季初の日本人対決は持ち越しとなったが、河村はベンチ脇のベースライン付近で試合を見守った。