消防隊員を飲酒運転で逮捕 同僚と新年会後「代行を使う」と言いながら自ら運転 追突事故で発覚〈仙台〉
仙台放送
8日未明、仙台市青葉区で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、宮城消防署の消防隊員の男が逮捕されました。男は同僚との新年会後、「運転代行を使う」と言いながらも自ら運転したと見られています。 酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、仙台市消防局・宮城消防署の消防隊員、佐藤伸弥容疑者(45)です。 警察によりますと、佐藤容疑者は8日午前1時15分ごろ、青葉区北根4丁目の県道で、酒を飲んだ状態で車を運転した疑いがもたれています。 佐藤容疑者は交差点で信号待ちをしていた車に追突し、駆けつけた警察官が呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出されました。警察の調べに対し、佐藤容疑者は容疑を認めているということです。 仙台市消防局によりますと、7日が非番だった佐藤容疑者は、数十人の同僚との新年会に参加し、午後5時から午後10時半ごろまで飲食店3軒を回って酒を飲みました。同僚には「車をコインパーキングに止めた。帰りは運転代行を使う」と伝えたということです。 仙台市消防局は会見を開き、「市民の安全、安心を守るべき消防職員として、また法を遵守すべき立場の公務員として許されない行為」として謝罪しました。
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