【MLB】大谷が5試合ぶりの一発で「48-48」達成もドジャースは両軍合わせて27安打20得点の乱打戦を落とす
日本時間9月18日(水)、大谷翔平&山本由伸所属のロサンゼルス・ドジャースとマイアミ・マーリンズによる3連戦の第1戦がローンデポ・パーク(フロリダ州マイアミ)で行われ、ドジャースがマーリンズに9-11で敗北を喫した。 【動画あり】大谷翔平が5試合ぶり48号2ランホームランで「48-48」達成!アジア人のMLB通算本塁打でも歴代トップに! 大谷は試合終了時で、48本塁打(ナショナルリーグ1位)、打率.287(同8位)、110打点(同1位)、119得点(同1位)、48盗塁(同2位)、長打率.611(同1位)、OPS .983(同1位)となっている。 試合は、初回からドジャース先発ボビー・ミラーが5本のヒットを浴び、2失点の立ち上がり。2回にも2失点でミラーは2回4失点で降板となった。 ドジャース4点ビハインドで迎えた3回、二死一塁で大谷がマーリンズ先発ダレン・マコーガンの3球目を捉え、ライトスタンドへ5試合ぶりとなる48号2ランホームランを放った。打球速度105.3マイル(169.4キロ)、飛距離402フィート(122.5メートル)のアーチだった。 このホームランで大谷は「48-48」を達成し、同時にアジア人のMLB通算本塁打数でも218本塁打を記録した韓国出身のチュ・シンスを抜きアジア人歴代トップとなった。加えて、打点でもリーグ1位のアダメスを抜く110打点でリーグ1位に躍り出た。 さらに、ドジャースはマックス・マンシーの2点タイムリーツーベースヒットを含む3連打でこの回一挙4点をあげ、4-4と同点に追いつく。 その後は、両チーム点を奪い合い、5回終了時点でドジャースは6-7と1点ビハインドで後半を迎える。 しかし、6回、この回からマウンドに上がったドジャース4番手ライアン・ブレイジャーが2失点。さらに、8回にマウンドに上がったダニエル・ハドソンもジェイク・バーガーに2ランホームランを浴びるなど、ドジャースはマーリンズ相手に合計11失点を喫する。 9回にマンシーがこの試合5打点目となる2点タイムリーツーベースヒットを放つも、反撃はここまで。ドジャースはでナショナル・リーグ最下位のマーリンズに9-11と痛い敗戦となった。 これでドジャース(89勝62敗)は、ナショナル・リーグ2位のパドレスとは3ゲーム差となり、優勝マジックも消滅した。ドジャースは直近3試合すべてで9得点を挙げるも、9月に入ってからの15試合中5試合で二桁失点と厳しい投手状況が続いている。 一方のマーリンズは、ヘスス・サンチェスが自身初なる5安打、3打点の大活躍で、両軍合わせて27安打20得点の乱打戦を制した。 次戦、ドジャースは9月19日(現地18日)の午前7時40分から、敵地ローンデポ・パーク(フロリダ州マイアミ)にてマイアミ・マーリンズとの3連戦の第2戦を行う。
佐藤瑞紀 Mizuki Sato