【イベントレポート】「スマホ」成田凌が高速タイピングの秘密披露、クォン・ウンビは“特大キンパ”贈る
映画「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」の大ヒット御礼舞台挨拶が本日11月10日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催。キャストの成田凌、クォン・ウンビ、主題歌を担当したimaseが登壇した。 【画像】観客に「映画どうでしたかー?」とマイクを向けるクォン・ウンビ スマホを落としたことをきっかけに連続殺人鬼の狂気にさらされるヒロインたちを描いたSNSミステリー映画「スマホを落としただけなのに」シリーズ。その第3弾にして最終章となる本作では、かつて禁断のタッグを組んだ連続殺人鬼・浦野善治と刑事・加賀谷学の国境を越えた戦いが繰り広げられる。成田が浦野、クォン・ウンビが謎の黒髪美女スミンを演じた。 公開後の反響について問われた成田は、「友人から(浦野の)剥製が欲しいと言われました。もらってどうするんだろう? 誕生日席に置いて一緒に食事をするのか?」と冗談交じりに話す。クォン・ウンビは「ラストシーンが怖かったという意見が多いけど、怖がりながらも楽しんでくれる人がたくさんいました」と報告した。 同シリーズの人気の理由について話題が及ぶと、成田は「皆さんハラハラしたいんじゃないですか? せっかく映画館に行くなら、楽しい思いしたいですよね」、imaseは「SNS上でのトラブルや乗っ取りなど、身の回りで実際にあることからつながる話だから、引き込まれるんじゃないかなと思います」と語る。imaseが手がけた主題歌「Dried Flower」に関しては、成田が「めちゃくちゃよかったです。映画の締めとしても素晴らしいし、imaseの新しいフェーズを見られた気もします」とコメント。クォン・ウンビは「最後のシーンにぴったり合っていて、とてもカリスマ性のある音楽だと思います」と述べ、「(imaseは)韓国でも本当に人気です」と言いながら、彼の代表曲「NIGHT DANCER」の一節を振り付けとともに披露した。 続いて、作品にちなんで「落としたくないものは?」というトークテーマが展開された。成田が「なぜか眼鏡がよくなくなるんです。買っても買ってもどこかへ行くんです……これまでに10本ほど。もう二度と落としたくないです」と回答すると、クォン・ウンビは「泣かないで。買ってあげます!」と勇気付ける。imaseが「衣装を着ているときにチョコを(服に)落としたくない。撮影やイベントのときに何度もやらかしていて……」と打ち明けると、クォン・ウンビはimaseが着用していた茶色のセットアップを指差し「毎日この服でお願いします!」とアドバイスしていた。 また、観客からの質問に答えるQ&Aコーナーで「難しかった日本語のセリフは?」と聞かれたクォン・ウンビは「浦野さんと感情的にやり取りをするシーン。日本語も、感情表現も難しくて大変だったけど、成田さんたち皆さんが助けてくれました」と述懐する。「パソコンのタイピングが速くて本物のハッカーみたい。どのように特訓したんですか?」という問いには、成田が「適当です」と頭を下げ、「スタッフさんの努力なんです。どこを打ってもその文字が出るようになっている。ここまで言っていいのかな(笑)」と制作の裏話を明かしていた。 イベント終盤にはクォン・ウンビから、撮影中お世話になった成田と、昨日11月9日に誕生日を迎えたimaseに向けて、2人の顔を描いた“特大キンパ”がプレゼントされた。成田は「きれいなケーキとかじゃなくて、このユーモアの形がウンビっぽい! かわいい……怖いです」と複雑な気持ちを表現し、imaseは「MVのときの金髪を再現してくれている!」とうれしそうにしていた。 最後に成田は「映画を観てくれた方に感謝を伝えられるのは今日がおそらく最後の機会。この映画にしかない個性を味わってもらっていることを日々感じています。舞台挨拶は最後だけど映画は残るので、皆さんの力で広げていただき、永遠のものにしてほしいです」と呼びかけた。 中田秀夫が監督を務めた「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」は、全国で上映中。 (c)2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会