【EVの不安を一掃】ホンダが「N-VAN e:」の販売開始に先立ちEV充電サポートサービスを開始!
ホンダは5月より開始する新型軽商用EV(電気自動車)「N-VAN e:」の先行予約に先立ち、EV充電をサポートする各種サービスの提供をスタートした。ホンダは2030年にハイブリッド車を含めて100%電動車とすることを目指して、軽商用EV「N-VAN e:」を皮切りにEV展開を本格スタートさせるが、EVの販売だけではなく、EVの充電環境整備をトータルでサポートすることでユーザーに快適なEVライフを提供していく考えだ。 ⇒【写真】新世代軽商用EV「N-VAN e:」を詳しく、画像を見る
新世代軽商用EVとして大きな注目を集める「N-VAN e:」
2023年9月に先行公開された「N-VAN e:」は、N-VANをベースに、荷室のフロア下にバッテリーを薄型化して搭載し、天井を高くすることで広く大容量な荷室空間を実現した軽商用EVバン。EVならではのスムーズな走り出し、荷物の重さを感じさせないパワフルさ、低重心化による走行安定性を実現し、N-VAN同様、誰もが運転しやすいパッケージとしているのが特徴となる。 この新世代軽商用EV「N-VAN e:」は10月に開催されたJAPAN MOBILITY SHOW 2023で一般公開され大きな反響を呼んだが、この後、先行予約を2024年5月に開始、6月に価格や主要諸元などの詳細情報を発表し、2024年秋より販売が開始されることになっている。
安心感のあるEV充電サポートサービス、電気料金サービスを提供
今回その先行予約開始に先立って発表されたEV充電サポートサービスは、ビックカメラの充電器設置サービスの提供、ENEOS Power社が手掛ける家庭用電力販売事業「ENEOSでんき」の電気料金サービスの提供を、Honda Carsを通じて行うというもの。 充電器は、コンセントタイプ、AC壁掛けタイプ(3kW/6kW)、V2H(Vehicle to Home)の3種類を用意。今回のサービスは戸建て住居が対象となるが、使用環境やニーズに応じて最適な充電器をHonda Carsが提案し、家電販売で培った豊富なノウハウを持つビックカメラが見積もりから施工、アフターサービスまで提供し、自宅の最適な充電環境づくりをサポートする。 「ENEOSでんき」の電気料金サービスは、お得な電気料金メニュー「EV夜とくプラン」を販売。これは自宅などでEV/PHEVを充電されるユーザーに向けた時間帯別電気料金メニューで、毎日午前1時~5時に設定した「EVタイム」に低価格で電気を使うことができる。また、EVタイム以外の時間帯も利用しやすい料金に設定しているという。 ビックカメラの充電器設置サービス、「ENEOSでんき」の電気料金サービスは、Honda Carsで受け付ける。本格的なEV時代に到来の前に、安心感のあるEV充電サポートサービス、電気料金サービスを提供するものとして注目される。
文/近藤暁史 写真提供/本田技研工業
MonoMaxWeb編集部