【ゴルフばか日誌 #10】記念すべき1000コース目は“超名門”をラウンド! エイジシュート達成者から元気の秘訣5カ条を聞く
"下道&車中泊"で2100を超える全国のゴルフ場完全制覇に挑戦中の62歳の現役サラリーマン・木村公一さん。自身を漢字から「はむいち」と自己紹介する。漫画『釣りバカ日誌』のハマちゃんこと浜崎伝助が「釣りバカ」なら、はむちゃんは「ゴルフばか」。そんな「はむちゃん」の痛快(!?)ゴルフ人生を綴った「ゴルフばか日誌」の第10話目です! 前回内容【ゴルフばか日誌 #9】はこちら
今回は平日ゴルフ&壮行会の開催で水曜に清洲城を出発
いよいよ1000コース目。全国制覇2100カ所への通過点とはいえ、記念すべき1000カ所目です。ここはなんとしても思い出に残るゴルフ場を、ということで取引先の長苗宏樹社長に超名門の霞ヶ関カンツリー俱楽部を予約していただきました。ご存じの通り、霞ヶ関CCはメンバー予約のメンバー同伴が基本。いつもの1人予約ではなく、会社の上司のS社長、本稿にもたびたび登場する元上司の勝美浩氏、それに霞ヶ関CCメンバーの長苗さんの4人で回りました。
プレー前夜に川越駅近くの「炭焼き 基(もとし)」で懇親会&壮行会を計画していただき、私は4月17日(水)の夜、清州城を出発。環状2号線を春日井に出て、そこから19号線を北上、長野県の南木曽のコンビニの隅っこで車中泊。即爆睡。 4月18日(木)5時起床。南木曽から川越駅をナビで検索すると下道290キロ、6時間半かかると表示。国道19号線を北上しました。途中の木曽奈良井宿で愛車エリシオンの距離計が通算11万キロを突破して感慨ひとしおに。キャンピングカーやハイブリッド車に買い替えたいと思いながら、あまりの乗りやすさに感情移入し、壊れるまで乗り続けると決意した次第。相棒よ、全国制覇まで頑張ってチョー。 7時半に塩尻を通過、岡谷から佐久方面へ向かうも睡魔に襲われ、和田宿の道の駅「和田宿ステーション」で休憩・仮眠。眠気をとってから蓼科→佐久→254号をひたすら走って群馬県入り。群馬県は若い頃、仕事で5年間担当。当時の取引先の社長の皆さんの顔が次々に浮かんできて懐かしさでうるうる(笑) 下仁田→藤岡→吉井を経て埼玉県入りし、さらに神川→児玉町→小川町→嵐山→目的地の川越に14時到着。途中、この道、なんか通った記憶があるなあと思ったら8年前に参加した、本庄市役所→早稲田大学までの「100キロハイク」で歩いた道ではありませんか‼ 都合35時間。途中入間の体育館で4時間仮眠しただけ。足の裏が熱を持って焼けつくような痛さ(熱さ? )でなんとかゴールイン。現役の早大生1000人に混じって200人のOBが参加。誘ってくれた会社の後輩・奥田裕章クン、平野暁大クンは足の豆が潰れて2日目の朝に無念のリタイア。何度も参加している久保中智洋君に励まされて大隈講堂に着いたときの達成感‼ 2人で乾杯したビールの味は最高でした。 懇親会まで時間があるので、川越の「小江戸はつかり温泉」で疲れをとりました。しょっぱい塩化物泉は長距離下道運転の疲れを癒して気分さっぱり。「炭焼き 基」で旨い刺身を食べたあと、川越プリンスホテルに泊まる3人と別れて、私は雨の中、道の駅「いちごの里よしみ」へ。「明日朝、ホテルに迎えに行きましょうか? 」一応、サラリーマンなので言うだけ言ってみたら、勝美氏から「お前の汗臭い布団が敷いてあるクルマに乗れるか。おれたちはタクシーで行くわ」と予想通りの返事(笑)。道の駅には私以外に54台が駐車。夜、トイレに行くとき、傘をさす車中泊ならではの不便さを味わいながら、たちまち爆睡しました。