中日、西武は最下位から“上昇気配”? 来季セ・パで「低迷の予感漂う球団」とは
「限られた20代の投手がチームの明暗を左右しそうな状況も似ている。ロッテは佐々木朗希の退団(ポスティングでメジャー挑戦)が痛い。小島和哉、種市篤暉の先発2人が大黒柱になれるかが重要となる。広島も九里亜蓮の(FAでの)オリックス移籍で戦力ダウンは必至であり、森下暢仁や抑えの栗林良吏が中心になるしかない。両球団ともに投手陣のやり繰りが鍵を握る」(ロッテOB) FA補強を積極的に行わない広島。今オフもFAでソフトバンクから石川柊太を獲得したロッテ。ストーブリーグの動きは好対照に思える両球団だが、抱える課題は似通っている。 「広島は9月の大失速を見ても負の連鎖を止める術が少ないように感じる。ロッテも西武戦(今季21勝4敗で貯金17)がなければ低迷していてもおかしくなかった。現状では不安を感じるが、両球団には熱いファンがいるのも共通している。熱心に支えてくれる人たちがいるのは大きい」(スポーツ新聞野球担当デスク) 両球団ともに共通していると指摘される部分は多いが、来季はどういったシーズンになるのか。まだ続くストーブリーグの行方とともに来シーズンの戦いに注目したい。
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