ベスパの新型プリマベーラ125・150/スプリント150発売開始!
伝統の車名を冠したスモールボディ・ベスパ2024年モデルが登場
ピアッジオグループジャパンは、ベスパ「スモールボディ」シリーズのプリマベーラ(125/150/S150)とスプリント(150/S150)の新型モデルを6月1日(土)より受注開始する。プリマベーラ125/150は6月から順次出荷、同S150は8月頃より順次出荷開始となる。スプリント150は6月から順次出荷、同S150は8月頃より順次出荷となる。 【画像16点】ベスパ・スモールボディシリーズ「プリマベーラ」「スプリント」の鮮やかな色目をチェック! プリマベーラとスプリントの2台は、スチールモノコックボディにパワフルかつ低燃費をねらったI-getエンジンを搭載するなど、シャシーとエンジンは同一仕様。一方で、ハンドルと一体のヘッドライト形状を、クラシカルな丸型=プリマベーラ、スポーツモデルとしてアイコン的な角型=スプリントと、意匠を違えているのが大きなポイント。 <機能を高めた細部変更、デザインのリフレッシュを実施> 2024年モデルでは、プリマベーラ・スプリントともに機能性を高めた新型のハンドルグリップを採用したほか、バックシールドをGTSシリーズと同様に、ブラックパネルの新デザインとしている。そしてフロント側では、ベスパの特徴的な部分の通称ネクタイ(ステアリングコラムカバー)とホーン用のスリットも新形状の仕上げとしている。 そのほか側面から見たデザインでは、バッテリーカバーの形状を変更し、プリマベーラは新形状の5本スポークホイール、スプリントはスパイラルパターンで黒基調の6本スポークアルミホイールを採用している。さらには、両モデルとも新型では前後ウインカーランプがLED化され、テールランプも新デザインを採用。フルLED化したことで、特に夜間等での車両の視認性が向上している。 便利な機能としては、盗難防止システム(イモビライザー)、ABS付きフロントブレーキ、小型電子機器の充電が可能なUSB充電ポートが装備されている。
プリマベーラは125ccと150cc(STDとS150)3モデル、スプリントは150cc(STDとS150)2モデルのラインナップ
新型プリマベーラは125/150は価格51万7000円/54万4500円(6月1日受注開始で、6月頃から順次出荷開始)。カラーリングはアマービレ グリーン、エネルジコ ブルー、ホワイトイノチェンテの3色。鮮やかな専用色のマグネティコ グリーンと、遊び心を加えた専用ディテール採用のプリマベーラS150は、56万6500円(6月1日受注開始で、8月頃より順次出荷開始)。 ベスパスモールボディシリーズのスポーツバージョンに位置づけられるスプリント150は価格54万4500円(6月1日受注開始で、6月頃より順次出荷開始)。クリオーゾイエロー、ホワイトイノチェンテ、コラッジョーゾレッドの3色が用意される。また専用のオレンジ・ブラックストライプとブラックアウトされた細部でスタイリングを引き締めたスプリントS150は、エクレッティコブルーの専用色をまとい、価格は56万6500円(6月1日受注開始で、8月頃より順次出荷開始)。 <ベスパ・プリマベーラ125/150/S150、ベスパ・スプリント150/S150主要諸元> [ ]内はプリマベーラ125 ■エンジン 空冷4ストローク単気筒OHC3バルブ ボア・ストローク58.0[52.0]×58.6mm 排気量155[124]cc 圧縮比─ 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式トランジスタ 始動方式セル ■性能 最高出力9.1kW(12.3HP)/7250rpm[7.8kW(10.5HP)/7700rpm] 最大トルク12.7Nm(1.29kgm)/5750rpm[10.4Nm(1.06kgm)/5000rpm] ■変速機 無段階オートマチック(CVT) ■寸法・重量 全長1860 全幅735 全高─ 軸距1340 シート高785(各mm) キャスター─ トレール─ タイヤF110/70-12 R120/70-12 車両重量150kg ■容量 燃料タンク8.0L ■価格 51万7000円/54万4500円/56万6500円(プリマベーラ125/150/S150)、54万4500円/56万6500円(スプリント150/S150) まとめ●モーサイ編集部・阪本 写真●ピアッジオグループジャパン