iPhoneの仮想ホームボタン、実は動作が重いときや少し挙動がおかしいとき「メモリ解放」に役立つ!
iPhone X(2017年発売)以降、iPhoneからはホームボタンが廃止されました。ホームボタン廃止については賛否両論で、当時は「AssistiveTouch」機能を活用して仮想ホームボタンを画面上に表示し、操作していた方も少なくありませんでした。 【画像でわかる】これ何!!? iPhoneで「液体を検出しました」と表示されたときの正しい対処方法は? 一方、すでにホームボタン廃止から7年が経つことも事実です。いまでもホームボタンがあるiPhoneはiPhone SE (第3世代)などごく一部に限られます。 ホームボタンがないiPhoneが「当たり前」になるなか、いまでも「AssistiveTouch」機能は必要なのでしょうか? 実はこの機能があるからこそ、できることには端末のメモリ解放が挙げられます。最近使わない人も多いかもしれない「AssistiveTouch」ですが、端末を軽くするのに役立つのでメモリ解放手順をご紹介します。
iPhoneが重いときに「AssistiveTouch」を活用したメモリ解放が役立つ!
iPhoneの動作が重くなる原因は主に「データ容量に空きがない」「メモリ解放が必要」という2パターンが考えられます。データ容量の確保のためにデータを整理することはあっても、「メモリ解放」をしたことがない人は意外に多いのではないでしょうか。 iPhoneの動作が重いと感じたら、まず「iPhoneストレージ」の空き容量をチェック。「設定」アプリから「一般」→「iPhoneストレージ」で現在の空き容量が分かります。容量の空きが1GBもない場合(例:64GBのiPhoneで63GB以上使用している場合)は、データ削除が先決です。 データ容量に空きがあっても、メモリがいっぱいであればiPhoneの動作が重くなったり、フリーズしたりする可能性があるため、メモリ解放が必要です。 iPhone X以前の「ホームボタンがある機種」では、ホームボタン長押しによってメモリ解放を行っていました。そのためホームボタンが無くなったiPhone X以降では、仮想ホームボタンでその手順を再現することとなります。 ■iPhone X以降でメモリ解放する手順 | 仮想ホームボタンを長押し