iPhoneの仮想ホームボタン、実は動作が重いときや少し挙動がおかしいとき「メモリ解放」に役立つ!
仮想ホームボタンを設置すれば、ホームボタンの長押しによる「メモリ解放」自体は引き続き可能です。そのため、まずは仮想ホームボタンである「AssistiveTouch」を設置しましょう。 【1】設定アプリを開き、①「アクセシビリティ」をタップ。【2】②「タッチ」を開きます。【3】③「AssistiveTouch」に進みます。
【4】「AssistiveTouch」のスライドボタンをオンにすると、仮想ボタンが設置されます。
あとは物理ボタンがある機種と同じ手順で、電源ボタン長押し→仮想ボタンを長押しでメモリ解放ができます。
その他の仮想ホームボタンが役立つ場面
メモリ解放以外で、仮想ホームボタンが役立つ場面は、やはりiPhone SE (第3世代)やiPhone 8などの機種の故障時です。 ホームボタンを搭載したiPhoneはいまでも根強い人気があり、中古市場での取引も活発です。一方でこれらの機種はホームボタンが故障してしまうと、端末の操作性が一気に悪くなるという欠点があります。そのときに仮想ホームボタンが便利です。 また「AssistiveTouch」にはカスタムアクションを設定できます。 ・シングルタップ:ホーム ・ダブルタップ:Appスイッチャー ・長押し:Siri と設定すると、従来のホームボタンにそっくりの操作性になります。もちろんカスタムアクションは他の設定にすることもでき、タップ回数に応じて、たとえばコントロールセンターや通知を呼び出すこともできます。長押しで通知が見られると結構便利ですよ。 片手操作で任意の機能を呼び出せるという点で、「AssistiveTouch」は利便性が高く、使いこなそうとすると奥が深く面白い機能だと言えるでしょう。 ホームボタンに馴染みがない方には、「AssistiveTouch」の魅力は伝わりにくい部分があるかもしれませんが、ぜひ端末を軽くしてみたり、カスタムアクションを設定してみたりといろいろ試してみてくださいね。
オトナライフ