トゥードジボン鮮やか逃げ切り!四位師「サマーマイルチャンピオン目指していく」/米子S
<米子S>◇15日=京都◇リステッド◇芝1600メートル◇3歳上◇出走16頭◇サマーマイルシリーズ第1戦 4番人気のトゥードジボン(牡5、四位)が鮮やかに逃げ切った。勝ち時計はコースレコードまで0秒2差に迫る1分31秒5。昨年まで3年連続で米子S勝ち馬がサマーマイルチャンピオンとなっており、幸先のいい勝利となった。 内枠から絶好のスタート。最初の1ハロンで先頭に立った。四位師から松山騎手へのリクエストは「気分良く、前で競馬をしてほしい」。その通り、リズミカルにラップを刻むと、ゴールまで先頭を譲らなかった。「自分の形でレースができると強い。力をつけている」と鞍上はたたえた。 今年初戦の京都金杯(3着)の後は好結果が出なかったが、ここで復活。「今回はリステッドなので内容のあるレースをしてほしいと思っていた。体調を見つつ、この後はサマーマイルチャンピオンを目指していく」と四位師。次走は関屋記念(G3、芝1600メートル、8月11日=新潟)を視野に“4年連続”を目指す。【岡本光男】 ◆サマーシリーズ 6月9日~9月8日をサマーシリーズとして、騎手部門と競走馬部門でチャンピオンを決定。距離別にスプリント(対象6レース)、マイル(同4レース)、2000(同5レース)で争う。 ▽マイルシリーズ (1)トゥードジボン8P (2)ディオ4P (3)アナゴサン3P (4)ノーブルロジャー2P ▽ジョッキーズシリーズ (1)浜中10P (2)松山8P (3)坂井6P (4)松岡5P (5)M・デムーロ4P