ヤクルト 159キロ救援右腕バウマン獲得へ 大谷に「50―50」達成の50号浴び頭抱えたシーンも話題
ヤクルトが新外国人として前マーリンズのマイク・バウマン投手(29)を獲得することが10日、分かった。都内の球団事務所で伊東昭光編成部長は「調査はしています」と認めた。11日にも正式に発表される。 バウマンはメジャー通算134試合に登板した実績がある救援右腕で、今季はオリオールズやマ軍など5球団で58回1/3を投げ、3勝1敗、防御率5.55。最速99.3マイル(約159.キロ)、平均球速96.7マイル(約155.6キロ)の直球が最大の武器だ。マ軍に所属していた9月19日のドジャース戦では4番手で登板し、7回に大谷にメジャー史上初の「50―50(50本塁打、50盗塁)」の達成となる50号を浴び、頭を抱えるシーンがファンの間でも話題になった。 62勝77敗4分けで5位に沈んだチームは、9日の現役ドラフトで広島から救援実績のある矢崎を獲得。さらにメジャー通算15勝右腕も加わる。3年ぶりのリーグ優勝へ、補強は着々と進んでいる。 ◇マイク・バウマン 1995年9月10日生まれ、ミネソタ州出身の29歳。ジャクソンビル大から17年ドラフト3巡目(全体98番目)でオリオールズ入り。21年9月7日のロイヤルズ戦でメジャーデビュー。今季はオ軍、マーリンズなど5球団でプレー。メジャー通算134試合で15勝6敗、防御率4.95。1メートル93、108キロ。右投げ右打ち。