出水市で今季初ウイルス確認 鳥インフルエンザ防疫対策会議
鹿児島読売テレビ
出水市で、11月8日、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが確認されたことを受け、県は11日、対策会議を開きました。 11日開かれた防疫対策会議には畜産関係者など約40人が出席しました。県内では11月8日、出水市の荒崎地区にある野鳥のねぐらの水から毒性の強い高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。県内では今シーズン初めてで全国では20例目です。野鳥のねぐらの水を採取した場所から半径3キロ圏内にある11の養鶏農場では、約47万5000羽が飼育されていますが、立ち入り検査の結果、異常は見られなかったということです。 県は、カラスやイタチなどの野鳥や野生動物の侵入防止対策や鶏舎内に入る車両の消毒などをより一層、徹底するよう呼び掛けました。 (県農政部家畜防疫対策課 藏薗光輝課長) 「鹿児島県では発生させないような対策をこれまで以上に取っている。農家の皆様には家きん(養鶏農場)の日々の健康観察もあわせてお願いしたい」 今シーズンは10月17日に北海道で過去最も早く鳥インフルエンザが確認されていることから県は最大限の警戒が必要だとしています。