「想像以上の集客と売り上げ」長崎スタジアムシティ開業1か月 交通渋滞懸念も対策が功を奏す《長崎》
NIB長崎国際テレビ
通販大手ジャパネットホールディングスが手がけた大型複合施設「長崎スタジアムシティ」。 14日で開業から1か月を迎えます。 サッカーやバスケの試合ではほぼ満員の観客が入るほか、試合がない日も商業施設の売り上げなどは好調に推移しているといいます。
12日昼前のピーススタジアム。 飲食の店舗が並ぶコンコースには、平日の日中にもかかわらず多くの人の姿がありました。 (長崎市から) 「平日来るのがメイン。子どもと散歩がてら、スーパーもあるので、買い物などでちょこちょこ来ている」
(長崎市から) 「私たちは初めて来た。お腹を満たしてから回ろうかなと思って。佐世保バーガーを(食べる)」 (大村市から) 「ご飯を食べた。ラーメンがおいしかった。」 (長崎市から) 「(スタジアムの)スタンドとか、普段座れない場所に座ってゆっくりしている」
通販大手ジャパネットホールディングスが、約1000億円をかけて整備した「長崎スタジアムシティ」。 先月14日のグランドオープン以降、連日 にぎわいが続いています。 運営するリージョナルクリエーション長崎によりますと、この1か月間の来場者数は、想定を上回っているといいます。 (リージョナルクリエーション長崎 折目 裕 執行役員) 「想定以上のお客様と、売り上げも想定以上に上がっているところもあり、もちろん改善すべき課題もたくさん見つかっているので、みんなで力を合わせて 日に日に良くなっていると感じている」
バスケットボールB1 長崎ヴェルカ、サッカーJ2、V・ファーレン長崎のホーム戦は満員に近い観客が集まっています。 来月には、V・ファーレンの "J1昇格プレーオフ” も、ピーススタジアムで開催。 さらなる盛り上がりが予想されますが、試合開催時に懸念されていた交通渋滞については、これまでのところ 対策が功を奏しているといいます。
(リージョナルクリエーション長崎 折目 裕 執行役員) 「結果的に大きな渋滞は起きていない。特にサッカーの試合時は完全予約制という取り組みをしたおかげなのか、大きなトラブルは出ていない」 当初は試合の際の飲食店舗での混雑も課題となっていましたが、公式アプリからの注文を周知するなどして、解消されつつあるということです。 また 試合がない日の利用も好調。