「既婚者専用マッチングアプリ」に沼る女性が急増している理由「婚外彼氏と月に1回のデートで発散」「夫とはできないことを…」性的暴行などの事件に発展するケースも…
夫とのレスを機に登録、婚外彼氏と月に一度のデートを
「セフレを探すために登録しました」とまっすぐ語るのは、会社員のミユキさん(仮名・43歳)。 「夫は妊娠中からセックスを拒むようになり、産後は私からなんとかお願いして、してもらっていました。そのうちに1年が経ち、ついに本格的に断られるようになりました。誘っても話をそらされたり、見るからにうんざりされたりされて、悲しくてたまらなくて……。でもセックスはしたくて、既婚者専用マッチングアプリに登録しました」 登録したのは「カドル」と「既婚者クラブ」。どちらも月額料金が高額なせいか、「男性の職業は、結構よさそうな人がたくさんいました」という。 登録するにあたって、身バレなどのリスクは気にならなかったのか。 「自撮りの写真を掲載する義務がないので、身バレのリスクが小さいんです。写真をぼかす機能がついていて、セルフィーをぼかして載せる人が多いですね。そうすれば雰囲気は伝わるので」 気に入った人がいれば、あとは普通のマッチングアプリと流れは同じ。いいね!を押して、お互いにいいね!をし合えば、メッセージ機能が使えるようになる。メッセージを数回やり取りして、仲よくなると、ぼかしていない写真を交換するとのこと。そしてお互い気に入れば、デートへ発展するそうだが……。 「写真を送った瞬間にがっついてくる男性か、急に冷たくなる男性にわかれます。この写真交換で、一気に人柄が見えてきますね」 「アプリを通じて、半年で7人くらいと会いました。夫と別れるつもりはなく、身体の関係だけが目的だったので、『ちょっと話が合って、見た目が合格ラインならいいか』と思い、3~4人とはホテルに行きました。なかにはお茶だけで終わった人もいます」 しかし、どの男性とも長続きをすることはなかったそうだ。一度体を重ねたきり、音信不通になったこともあったのだとか。 「もちろん私も身体の関係が目当てでした。でも、あまりに全員が下心が丸見えで、うんざりしてきたんです」 半年がすぎて辞めようかと思っていた矢先に、今の彼氏と出会ったという。 「お互い子どもがいて、平日は仕事なので、会うのは土日の日中。食事をしてホテルに行く半日コースか、ホテル集合・ホテル解散の3~4時間コースかどちらかですね」 彼とは月に1回のペースで逢瀬を重ねていて、ミユキさんは今の関係に満足しているのだとか。夫に求めなくなったため、期待して裏切られることもなく、夫婦関係はむしろ良好になったという。 一方で、ミユキさんのように心も体も許せる彼氏ではなく、性欲の探求が目的の猛者もいる。 その女性は「SMプレイが好きで、夫とは満足できなくて、アプリで一緒に楽しめる男性を探していた」と語る。 「平日の日中、子どもと夫が出かけている間に婚外彼氏と会っています。車で県外のホテルに行き、現地集合・現地解散。バレないように細心の注意を払っています」 どうやら「ママ友で車のダッシュボードにGPSを仕込まれて、不倫がバレた子がいた」という。危険と常に隣り合わせだが、それでもやめられないのだ。
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