横浜FM、蔚山現代に敵地で0-1の先勝許す…ホームで逆転ACL決勝進出を目指す
横浜F・マリノスは17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦で蔚山現代FC(韓国)と対戦し、0-1で敗れた。 【動画】天野が直接FKで同点弾に迫るも… 決勝ラウンド16でバンコク・ユナイテッド、そして準々決勝で山東泰山を下してクラブ史上初のベスト4入りを果たした横浜FM。悲願のアジア制覇を成し遂げるための決勝進出に向けて、蔚山文殊フットボールスタジアムに乗り込んだ。 序盤に一進一退の主導権争いが繰り広げられた中、19分にスコアを動かしたのは蔚山だった。左サイドからのクロスを正面でチョ・ミンギュが収めると、落としたボールをイ・ドンギョンがシュート。これが決まり、ホームの蔚山が試合の均衡を崩した。 ハーフタイムにかけては横浜FMが反撃。ポゼッション率を高めた横浜FMはアンデルソン・ロペスを中心に同点弾を狙うも、やや受けに回った蔚山を崩し切ることはできず、1点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、立ち上がりにクロス攻撃から宮市亮がわずかにゴールをはずれる際どいシュートを放った横浜FMだが、67分にはカウンターからチョ・ミンギュに左ポスト直撃のシュート浴びるなど冷や汗をかく。 さらに横浜FMは69分にもピンチを迎える。ゴール正面のイ・ドンギョンにゴール右を捉える枠内シュートを放たれたが、ファインセーブを見せたGKポープ・ウィリアムが触ったことで右ポストに弾かれて難を逃れた。 終盤、横浜FMは81分に天野純のクロスからゴールエリア右でヤン・マテウスが合わせるが、シュートはわずかにバーの上へ。その後も最後まで同点弾を目指すも0-1で敗れ、敵地での第1戦を落とした。横浜FMはこの後、24日のホームでの第2戦で逆転突破を目指す。