「創成館-白樺学園戦みどころ」創成館・村田VS白樺学園・半沢のエース対決に注目!【大会5日目第4試合】
第106回全国高校野球選手権大会5日目となる11日、第4試合は創成館(長崎)と白樺学園(北北海道)の対戦が行われる。長崎県勢と北北海道勢。夏の甲子園では初対決となる。 【トーナメント表】甲子園 3日目までの結果一覧 大本命と言われたクラーク記念国際を北北海道大会決勝で破って、9年ぶり4度目の出場を果たした白樺学園。エースの半沢 理玖投手(3年)が、北北海道大会全試合2失点以内に抑えてきた投手陣を支える。188センチの長身から投げ下ろすフォームが特徴で、6試合32.1回を投げて33奪三振を記録してきた。防御率は0.56で、もっとも安定した投球を見せている。聖地のマウンドでも、好投が期待される。 対する創成館も守り重視のチーム。背番号1の村田 昊徽投手(3年)は、長崎大会5試合を投げ、26.2回で失点はわずか1。昨年夏の甲子園マウンドを経験し、星稜(石川)戦での勝利に貢献している。それから1年後の今年夏の長崎大会決勝では、清峰相手に2安打完封勝利。大きく成長した姿を甲子園で見せるつもりだ。 夏甲子園では、2016年からは3年連続で初戦敗退していた長崎県勢も、2019年からは4大会連続で初戦を突破。創成館も昨年に続く初戦突破で、長崎県勢としての流れに乗りたい。 白樺学園は昨年のクラーク記念国際に続く北北海道勢2年連続初戦突破と、チームとしても13年ぶりの夏甲子園勝利を目指す。